おしゃれより防寒を選ぶ

ブーティの一種

今年イチオシなアイテムとして、やたらと目に付くのがブーティ。


アメリカの小説を読んでいると、
「彼女はジャンプスーツにブーティを合わせていた」
なんてフレーズが出てきたりして、
「ジャンプスーツもブーティもどうなの?これは彼女がダサいってことを表現してるの?」
と思いきや、アクティブなとびきりの美人のことを描写しているみたい。


ところで、アメリカの推理小説には80%の確率で美女が登場して、95%の確率で色恋沙汰が持ち上がるのですが、これって、登場させなきゃダメなのかしら。読み終わったあとに、色恋沙汰しか頭に残らないことがあるんですけど。エンターテインメントにも配慮しなければ、アメリカでは売れないってことなんでしょうなあ。でも、小説でも音楽でも、アメリカで売れさえすれば、全世界で売れるってことだし、アメリカ人はトクだなあ。


で、ブーティなんですけど、くるぶしまでの丈でくるぶし部分が折り返してある一種のショートブーツで、これ、日本人の体型には全く合わないと思うのです。少なくとも私には絶対ムリ。なんかピエロの靴を思い出して、歩いていても足元ばかり気になってしまうと思う。ちょっと前に流行ってた、くしゃってシャーリングの入ったロングブーツも、私にはムリだとおもったけど、それ以上に難しい。


っていうか、ブーツって防寒のためのものだと思ってるので、何のためにブーティがあるのかがまずわからん。すでに履いている人を見ると、何のために買ったのか聞きただしたくなっちゃうけど、その答えはきっと「おしゃれのため」なんだろうなあ。負けだ。