時差の計算がめんどうです

もうすぐ冬ですね

ヨーロッパとアメリカで冬時間が始まったようですね。冬時間っていうか、普通の時間に戻ったっていうか。


スイスに初めて行ったとき、どうしても乗りたかった始発の登山電車が全然来なくて、
「スイスの電車は、全然時間に正確じゃない」
と憤慨したことを思い出します。
ええ、ご想像通り、その前日に夏時間が終わっていたので、1時間遅くなってたことに気づかなかったのです。
そういやその日、朝食ルームにも電気が点いてなくって、
「スイス人は全然時間にきちょうめんじゃない」
と憤慨もしてました。


この時差の違いが、日本にいる私に及ぼす影響、それはゼロ。のはずだったのです、去年までは。
今年何が起こったかというと、親しくしていたおじさんがドイツに赴任し、何かといえば電話で質問される事が増えたのです。たぶん日本にいたときの激務に比べて、ヒマになっちゃったのでしょう。でも、忙しさが身に染み込んでいて、ヒマな自分が許せないご様子。


社長がドイツ出張に行くとなれば、接遇についての完璧プランを立ててみたり、同僚のドイツ人が日本に出張するときの国内移動について、情報収集に余念がなかったり、もう巻き込まれることこの上なし。とは言うものの、夏時間の間は、彼の出社時刻と私の退社時刻が一致していたので、その日のうちにメールでも返しておけば、出社したおじさんがそれを読んで、質問点をまとめてまたメールで返すという方法でよかったのです。


しかし、夏時間が終わってからは、彼の出社時刻は、日本時間で夕方4時。私の退社時間夕方5時までの一時間、カンペキに重なってしまい、この1時間の間に、なにかと質問攻めに。しかも最近、家から職場までウォーキングで通っているらしく、通勤途中に携帯からかけてきたりします。これが、一日のうちで最も忙しいこの時間帯でなければ、そんなにいやじゃないし、むしろ楽しいのですが。次の夏時間が始まるまでの5ヶ月間、私も勝手に冬時間を作って、一時間早く退社しちゃいたい。