クリスマスパーティも楽しみで

そんなの関係ねえ

社会人になってからずっと、一番ソリが合わないと思っている航空会社、J○L。


営業の人は結構好きなんだけど、たまに出世に血眼になっている営業の人がいて、ミエミエの上昇志向がハナについてこれは苦手。自分の会社の上層部、または顧客の会社の上層部ばかりに顔を向けていて、決して利用者の方を向いてはおりません。それにしても出世コースに乗った人ほど、人望がないのはなぜだろう。人を見る目がない会社だなあ。


でも日本で旅行会社にいる限り、この航空会社とはどこかで接点を持たざるを得ないので、
「どうか今度の営業さんは、野心家ではありませんように」
とお祈りしています。
まあ、でも、予約関係の正社員の方は、営業の野心家よりも態度がひどいからな。普通の応対をされたり、ちょっと感じがいいと思ったら、それは必ず派遣社員契約社員だし。


こんなに悪口を言っているのに、その会社主催のパーティには毎年数回、のこのこ参加。あつかましいな。このパーティがなければ、お台場のあのホテルなんて絶対に行かないもんね。食事はおいしいし、おみやげはくれるし、抽選でどこかの航空券があたるかもしれないし、その瞬間は、売ります!売ります!じゃんじゃん予約します!って気になります。


しかし秋に行われる方のパーティは、ものすっごく人が多いのです。旅行会社だけじゃなく、一般企業の人も参加していて、いつもの集まりとは趣きが違います。もう、立っている余地もないほどコミコミで、コンパニオンさんも多くて、パイロットやスッチーさんなんかも参加。営業担当の人たちも飛び回って挨拶しています。今の担当の人や、以前の担当だった人、それに前の会社で担当だった人など、営業部隊は総出なのが伺えます。その中に、決して会った覚えはないけれど、ものすごく見覚えのある顔が。確かあの人は・・・なんか最近、頭を下げて謝っている姿を何回も見たような・・・・誰だっけな


その航空会社の社長さんでしたわ。


それから数週間後、上海行きの就航便に乗るため、羽田空港の搭乗口で待っていたところ、航空会社主催のオープニングセレモニーが始まりました。横を通るときにチラッと見たら、どこかで見覚えのある人が。・・・・誰だっけな


もちろんお察しの通り、その航空会社の社長さんでしたわ。