増田こうすけのターゲットじゃない世代ですが

ギャグマンガ日和 4 増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)増田こうすけって、ご存知でしょうか。たぶんほとんどの女性は知らないと思うのですが、漫画家です。どんな素敵な漫画を描いているかと思うでしょうが、漫画の題名は「ギャグマンガ日和」。なんか最近この漫画が、私のツボにはまりまくりなのです。


全て一話完結で一貫したストーリーがあるわけじゃないのですが、何度も出てくる登場人物もいます。それは「聖徳太子小野妹子」、そして「松尾芭蕉曽良」。内容を書くのも興ざめなので、あえて書きませんが、基本的にはパロディと言われるジャンルです。私が好きなのは、陰陽師式神のニャンコさんなんだけど、作者も猫を飼っているようで、近影の写真で大きな黒猫が肩に乗っているのも親近感。本人は「肩パッド」だと言い張っていますけど。あと、「ペリーとコンテー大尉」「ハリスとヒュースケン」も面白い。


この漫画に出合ったのは、作者の増田こうすけが姉の会社のお客さんで、社内でその漫画を回し読みするほど流行っていると聞いたからです。姉と一緒に帰った電車の中で、「水中水戸黄門」を読ませてもらってから、翌日にはコミックスを買いに行きました。高校生の頃、高橋留美子の漫画に魅せられて、初めて男子コミックスの領域に足を踏み入れて以来、このあたりは私にとってブラックゾーン。何がどういう風に並んでいるのかわからないので、変なアダルト漫画の前で真剣に探してしまったわ。


それにしても、コミックスの値段ってあんまり値上がりしてないんですね。確か高校生の頃は360円くらいだったと思うのですが、今は390円でした。昔はなかった消費税をプラスすると、400円超えてしまうのは、やっぱり時代を感じますけど。


姉は会社のつてで、作者のサインをもらったそうです。いいなー。まだ見せてもらってないんだけど、サインにはうさちゃんの絵が描いてあるそうです。もうすぐ9巻が出るそうです。やったー。