猫で季節を知る

脱力しまくり

猫の毛が抜け変わり始めて、冬が近づいていることを実感しています。夏から冬に変わるときはまあいいんだけど、冬から春に変わるときは、なかなか毛が抜け変わらなくて、いつまでもダラダラ抜け続けているので、6月頃一度、
「いつまで抜けるつもりなの?いい加減にしなさい」
って猫を叱ったことがあるな。


床暖房があまりにガスを食うので、我が家ではいまだにホットカーペット。今年はおニューのカーペットを買いました。もしかしたら、このカーペット代よりも、ガス代の方が安いかもしれないと、いまちょっと気づいたな。


でも、今年のカーペットはすべすべで、ぬくぬくで、敷いた瞬間から猫が寝たからまあいいや。猫の陣地は右端30センチと決めているみたいで、そこにクッションなどをうっかり置いてしまうと、クッションとカーペットのちっちゃな隙間に体をむりやり詰め込んで、
「あーせまい」
って顔でこっちを見るので、なるべくそのあたりをクリアにしときゃなきゃいけないのが面倒。


上海で買った、糸につながれたねずみが前後にすいすい動く、というおもちゃを猫に試してみたら、ものすごく食いついたので大成功。と思ったら、くいついたのはねずみ部分じゃなくて糸だった。そういえば、ちっちゃかった頃、家に帰って猫部屋を開けると、荷物紐が最大限まで引き出されてたことがあったっけ。いまだに新聞をまとめているときなど、遠くから「いつでもスタンバイオッケー!」って態勢で、紐を投げてもらうの待ってるし。


あと好きなのは、ゆでる前のパスタ。指揮棒みたいに空中で振ると、ものすごい勢いでジャンプしてきます。何コレ?何猫?イタリア猫なの?これを「空飛ぶ猫」みたいに写真で撮りたいと思っているのですが、あまりのスピードに、家のデジカメじゃ捉えきれません。それにしても「そらとぶねこ」って、猫が飛んだ一瞬をキレイに切り取っていますよね。プラハで買った、空を飛んでいる猫の絵を思い出すわ。私が好きなのは、ガラストップのテーブルに座った猫を、下から撮ったヤツなんだけど、やっぱり家の中がスッキリしているから、どう撮っても絵になってます。うちじゃ、どんなにかわいいショットでも、後ろに洗濯物や雑誌の束が写ってたりして、猫の写真よりも生活感の方に気を取られるもんな。


あーデジタル一眼が欲しい。そんでもって部屋から生活感なくさなきゃ。あと、カメラを向けても逃げないようにしつけたい。子供の頃はちゃんとカメラ目線だったのになー。