1泊2日の上海旅行 5

mikan-neko2007-10-13

川向こうの浦東地区は高層ホテルやオフィスが立ち並ぶ新開発地区。有名な、東方明珠電視塔というテレビ塔は、塔に登るだけじゃなくて敷地の中に入るだけでもお金を取られるので断念。ここから地下鉄でまた外灘地区に戻ります。上海の地下鉄って、都市交通なのに駅の間隔が東武野田線なみに長く、軽く2キロはあるんじゃないかしら。ひとつ手前の駅で降りて歩く、っていうことが気軽にできないのが、個人旅行向きじゃない。


夜は、なんと言ってもこの季節は上海ガニ!なのでしょうが、上海ガニがあまり好きではないので、上海蟹の名店が入っている王宝和ホテルで、その名店じゃないほうの上海料理の店にて。このお店、最初から最後までお客さんが私たちと、あと一組のみ。


料理はあっさりめで、日本風なお茶漬けがあったりしておいしかったし、オリジナルの紹興酒も薫り高くて満足なのですが、この店の給仕、コック、マネジャー、二胡奏者の人件費が、自分たちの財布にかかっている気がしてなりません。でも、たらふく飲んで食べても300元くらいだったんだよな。最近読んだ小説では、ウェイターの月給は300元だって書いてあったから、こんなもので許してほしい。


そこからまた外灘まで歩いて、夜景をみたついでに、猫のおみやげを買ってタクシーでホテルまで帰りました。さすがに疲れたなー。ちなみに上海のタクシーは、ほぼ日本のタクシーと同じくらい使いやすいけど、街中でタクシーを拾うときには、早い者勝ちなのがイヤだ。


北京のタクシーに乗ったことがあるSさんによれば、それでも乗車拒否がなく、おつりもきちんと渡してくれるだけいいそうです。そう言えば、電車も比較的マナーは良かったのですが、割り込む人も結構いました。これは10年前の大阪みたい。でも北京に比べると、全然スマートで整然としているそうです。