1泊2日の上海旅行 4

湖心亭

10月10日なのに会社に行くのは、大変な違和感。という理由で休もうかと思いました。


旅行のお話の続きです。アジアの旅行はHPに載せていないので、ブログにのっけるのに必死。


歩きつかれたので、豫園に入る九曲橋のたもとにある湖心亭という茶楼でお茶。この近くにあったスタバは、白人がぎっしり入っていました。なぜよ?本国で飲めばいいじゃん。値段だって変わらないんだし。


ここは伝統的建築の木造で、風が心地よい場所。花茶が1ポット55元(900円弱)という、中国にしては高い場所なのですが、接客はフレンドリーでお客さん慣れしています。ポットのお湯がなくなると、すぐに継ぎ足してくれるし。


お茶を頼んだだけなのに、なぜかうずらの卵のしょうゆ煮、高野豆腐のふくめ煮、袋に入った小さなお餅、そして鶏肉の小さなちまきが1ダースもテーブルに。これはあれだな。食べたらお金を取られるに違いない。騙されるものか。ストップ、手をつけるな。
と、ホイホイちまきに手を伸ばしたSさんを牽制したのですが、周りを見ると、隣の中国人ファミリーは完食してるし、白人おばちゃん観光客も、恐る恐る食べながらおしゃべりしています。一応ガイドブックで確認したところ、これはお茶を頼むともれなくついてくるアミューズなんだそうです。そう、ただなの・・・。よーし、食べてよし!


ガイドブックによると、140年の歴史を持つ、上海で最も古い茶室なのだそうです。24時間しか持ち時間がないのに、ここに入ったことですっかり満足してしまい、豫園は結局観光からカット。




だって時が止まったような落ち着いた場所で、一歩外に出ればすごい喧騒なのに、中はのんびりできる雰囲気で静かなのです。お茶も香り高くておいしかったし、またもう一度来てもいいな。


あと、まあ観光地といえば「外灘(ワイタン)地区」。英語でTHE BUNDと呼ばれる旧租界の黄浦江沿いの地区です。変な形のテレビ党とか、フランスやイギリス、日本の租界があった時代のヨーロッパ風の建物などが夜になるとライトアップされて、香港の夜景みたいになるそうです。


B級な私の心をひきつけたのは、「観光トンネル」。河の向こう岸の浦東地区まで行くのに、なんかアトラクション気分で5分くらいの旅が味わえる、というもの。ガイドブックの写真では、変なレーザー光線につつまれた乗り物の写真が載っていて、片道20元もするのです。入り口が東京タワーの蝋人形館みたいなので、さすがのB級ハンターな私ですら、20元も払うのはどうかと思ったのですが、案の定中途半端に高級志向で消化不良です。これを素敵な移動手段のように、ガイドブックに載せるなと言いたい。