リサとガスパール展に行く

The Cat Who Walked Across France3月上旬にシティリビングで、「リサとガスパール展を松屋銀座で開催します」という記事を読みました。入場料1000円。た、たかっ・・・。その下に入場券プレゼントがあったので、さっそく応募してみました。そろそろあたってるかな〜。と思って調べてみたら、会期終了の3日前でしたわ。あら、当たってなかったのね。


その日は金曜日で、特に何の予定もなかったので、寄ることにしました。いえ、本当は予定はたんまりあるのです。猫にご飯をあげたり、猫の耳の後ろを掻いたり、猫にコルクを投げて廊下を全力疾走させたりと、帰宅してからの予定は目白押し。


入場料の千円は、ネットで見つけた割引券で800円になりました。松屋の美術館は、エレベーターが何基もあって、5倍行きやすい(東京大丸比)。会場には、リサとガスパールの絵本の原画が展示してあります。絵を描いているゲオルグ・ハレンスレーベンというひとが描いた、「The Cat Who Walked Across France」という絵本は、鮮やかな彼独特のブルーと、小さな生き物を描くときの構図の優しさが、何ともいえず良い本です。今回やってきたのは、「リサとガスパール」と「ペネロペ」シリーズの原画ですが、色の選び方と構図の全てが彼らしい柔らかさに満ちていると思いました。私が一番気に入ったのは、ド・ゴール空港によく似た空港の待合室で、リサが飛行機をバックに座っている絵。会場を出たところに、原画とリトグラフの即売会をやっていたのですが、もしそこにその原画があったら、ローンを組んででも買ってしまいそう。よかった、なくて。


ちなみに会場を出たところは、展示場と同じくらい広いグッズ売り場。ありとあらゆるリサとガスパールグッズが売られています。ところで、原作では「Gaspard et Lisa」なのに、日本題が「リサとガスパール」なのはなぜだろう。日本では「三井住友銀行」なのに、海外では「Sumitomo-Mitsui Bank」になるような感じかしら。


こんなにかわいいキャラクターものなんかあっても、普段飾ったり持ったりしないし、買わないな。と思っていたのに、気づけば二千円近くお買い上げ。帰りの電車の中で、
「はっ、一体2千円分も何を買ったんだろう」
と我に返って袋の中身を見てみると、B4のポスターと絵葉書、缶入りチョコレート、キーカバーでした。あーよかった。ぬいぐるみとかじゃなくて。猫部屋に飾っちゃおう。