ベーグルについて語る

私が会社の帰り道に必ず通る場所に、「ベーグルＫ」があり、朝食用にまとめ買いしています。ここのベーグルは、他の店と違って、みっちり生地が詰まっていて小麦粉の味がおいしいのです。

きっとベーグルには、「みっちり派」と「ふかふか派」がいて、「ふかふか派」の人達は、ベーグルＫのベーグルは好きじゃないと思うのです。私が、ふかふかで柔らかい「ベーグル＆ベーグル」のベーグルが好きじゃないように。

「ベーグルK」のベーグルは、アメリカで製造して、冷凍して日本に運ばれ、それを解凍して店頭で売っています。で、それをまとめ買いした私が、家でまた冷凍して、食べるときにレンジで解凍してオーブンで焼くという、もしこれがまぐろなら、紙のような味になっているであろう乱暴な扱いをしているのですが、食べるときにはちゃんとおいしいのです。

アメリカ産のもので、おいしいものなんかないと思っていましたが、このベーグルだけは、メイド・イン・アメリカなのにおいしいです。私が買うのはプレーン味137円で、でも大きさは片手を広げたくらいとなかなか大きく、一度に5個くらい買うと、結構な重さ。日本で売られているベーグルの中では一番のコストパフォーマンスの高さだと思います。

ただ・・・一つ一つの大きさがまちまちで、たまに1.5個分くらいの大きさのものなどがあったりします。なんかこれはアメリカっぽい。

プレーン以外は179円と、まあそこそこの値段で、プレーンほど大きくないのですがおいしいです。特にバナナナッツと、スクウォーという全粒粉を使った茶色いベーグルは絶品。
日本のベーグルの中では、「マコーズ」のベーグルがやっぱりみっちりとしていておいしい。ベーグルKほど大きくないのですが、同じように密度は高くて重いです。

数年前にはよく見かけたのですが、ほうれん草ベーグルが中国産のほうれん草を使っていて、そのほうれん草から残留農薬が検出されたとかで、なんかその後くらいから見なくなってしまいました。しかし、最近では「ジュノエスク」という名前に変わっていて、たまに店舗を見かけますが、それでもほうれん草ベーグルは怖くて買えん。