冬のオシャレは意外と簡単

明日からの旅行の準備で忙しい。パッキングは既に終わっているんだけど、猫への説明、猫への謝罪、猫へのご機嫌取りなどで、目が回るような忙しさです。


冬の旅行は、最終的にはコートを着てしまえばどうにかなってしまうので、あまり服は持って行きません。姉妹で冬のイタリアを旅行した友達は、何度か途中でコートを交換したので、出来上がった写真を見てみると、後姿だけではどちらが写っているのか断言できないと言っていました。


そういえば、中学の時に、朝起きたときにあまりに寒くてベッドから出たくなくて、しかも出た後ぬくもりのあるパジャマを脱いで制服を着るなんて、もうイヤでイヤで仕方ありませんでした。いつかベッドから出ずに、パジャマの上から制服を着て行ってやろうと考えていたのですが、卒業式も近くなった3月のある日、その夢を実行に移しました。


しかし、制服は残念なことにセーラー服で、動くたびに裾からパジャマがチラチラ見えるのです。まあそこまでなら、ちょっとオシャレなシャツで通ったかもしれませんが、そのパジャマ、家庭科でみんなと一緒に縫ったものだったので、
「これ、確かこの間まで縫ってたパジャマの柄じゃん」
なんて一発でバレてしまい、それから数十年たった今でも、その話題を出されるという情なさ。