「適量」が一番困るがな

今まで、体を洗うものに対してこだわりを持たずに、
「千円から1500円の間の良いにおいの何か」
を漠然と使っていたのですが、最近たまたま使ってみた「ニベア ホワイトゴマージュ」が気持ち良くて病み付きになりました。確か700円代だったような。化粧品って、高いものは絶対にいいに決まっているけど、安いものが絶対に悪いとは限らないのが面白い。


このゴマージュは、スクラブの入ったクリーム状のもので、チューブに入っています。今までは、ポンプから適当な量を出して使って、泡立ちが足りなくなったら、また適当に注ぎ足すという、食器洗いと変わらない方式を取っていたのですが、これは説明書きによれば、
さくらんぼ2個分」
を、全身に使うように書いてあります。


この、さくらんぼを使って量を計らせるやり方、女性の化粧品には多く見られるのですが、しかし、このさくらんぼとは、アメリカンチェリーでいいの?それとも佐藤錦?それによって、量が結構違ってくると思うのです。困るなあ。昔、いただきもので、「レーニア種」のアメリカンチェリーを食べましたが、これは直径が3センチくらいあったので、この「さくらんぼ2個分」はむしろ、「ピンポン玉一個分」と表記した方が正しいでしょう。


他によくありがちなのは、「500円硬貨大」。500円硬貨の大きさなんて、そんなにハッキリとは覚えていないので、使うたび量が違うような気がします。それに、厚みはどうなのかが書いていないので、量は本当にこれでいいのか、いつも悩みます。


これ、海外の化粧品はどうなっているんでしょう。アメリカでは、25セント硬貨が引き合いに出されているのを見たことがありますが、やっぱりユーロ圏では1ユーロ硬貨かしら。英語以外の言語では、何が書いてあるかイマイチわからないのですが、もしかしたら、
「じゃがいも大」(ドイツです)
「小龍包大」(香港です)
などの、計量の仕方があるのかもしれません。