終わってからかなり経ちますが

ようやくワールドカップが終わりました。あまりに好きなものって、なかなか冷静に文章を書くことができないものですね。


私は今まで自分が中の上くらいのフットボールファンだと思っていたのですが、
「昨日、4時に起きて見ちゃったわよ〜、ブラジル戦」
なんてフツーのおばちゃん達が電車の中で話しあっているのを見ると、もしかしたら、私の位置は中の下くらいだったのかも。だって4時なんて全然起きられずに、録画したものを、出勤前に2倍速で見たという、ていたらくだったもん。しかも、すでにニュースで負けたの知ってたし。せめて玉田のゴールから、前半ロスタイムまでの時間、リアルタイムで応援して夢を見たかった。


そう言えば、学生時代を通して、あまりにも右寄りな教育をされ続けた反動で、私は自分のことは、やや左寄りな人間だという認識がありました。しかしそんな私でも、日本の国歌や日の丸には、いまだに感動します。これは人間として、自然に涌き出る気持ちなんじゃないでしょうか。無理やり強制的に愛国心教育などを施されたら、むしろ今より大嫌いになってしまいます。


日本が一次予選で敗退した後、ようやく面白くゲームを楽しめると思っていました。日本の試合はどうしてもドキドキして、コーナーキックの時なんかまともに見られなかったけど、むしろ日本が負けた後は邪念を抱かず、プレーだけに集中して見られるというもの。
と、思っていたのに、やっぱりひいきの選手がいるチームの試合は心安らかに見られない。セミファイナルあたりになって、テレビ中継が全て未明になったときは、むしろホッとしたもの。どうせ起きられないし。


日本のセゾンカードが、まるでアメックスのCMをパクったかのようなCMを、ロナウジーニョを起用して放映しています。それなのにあっさり負けたわね。
まだ実態が良く把握できないアペオスにも、C.ロナウドが起用されていたのに、やっぱりあっさり負けてたわ。ポルトガルウクライナが優勝だとまで思っていたのに。


日韓大会の時には、日清食品が、
ジダンが地団駄」
というCMを作ったのに、フランスは一次予選で敗退してたしな。日本のCMに出ると縁起が悪いのかも。