ようやくコガモに会えました

ガーデンカフェは、カモのいる池に面しており、ざっと見たところ「一人のおじさん」「仲間とくつろぐおじさん」「商談するおじさん」など、おじさんづくし。窓側の席に案内されたのですが、カモさんの姿が見えません。ここまで来た甲斐がないわ。コーヒーはお代わりし放題と言えども、1000円くらいしたはず。しかも、コーヒーはとてもおいしいのですが、濃い目に淹れてあるので、二杯のおかわりが限度。


それに昔から思ってたけど、椅子とテーブルのバランスが悪くて長くいるとちょっと疲れるんだった。あーもう帰りたい。ところで、ケーキセットを頼んだら、カモの形のシュークリームを選ぶことができます。このカモのシュークリーム、結構大きくて、白鳥のシュークリームほど優雅ではないのですが、カラメル味のクリームと生クリームが絶妙なバランスで、フルーツの角切りも入っていました。これはもう一度食べたいなー。ケーキセットだと1200円だし。


夕暮れ時に、ふと外を見ると、はっっ、カモがこんなところに。親ガモが二匹池から上がって丸くなって寝ています。子ガモは3匹いて、ばらばらに寝ていたのですが、私がシュークリームを消化している間に、一匹ずつ私のそばにやってきました。なんてサービス精神旺盛なんだろう。さすがホテルのカモ。
「カモのシュークリームを食べている人がいたら、そばに行くこと」
と、支配人から命令を受けているのではないかと思いました。


そこにいた小1時間の間、3匹のカモは、私の隣で真ん中の位置を奪い合いしていました。かわいい〜。私が子供の頃の家族ドライブでは、3人兄弟だったので後ろのシートの真ん中に誰が座るかでモメたもんだけど。もちろん真ん中がハズレ。今でも航空機の3列シートはいやだもんな。ところで、新幹線の3列シートは、真ん中の席が若干広めなんだそうです。


これで、カモの鑑賞か終了。都会のホテルやビルの池で子育てって、結構賢いな、カラスや猫にも狙われにくいし、人目を気にするビルのオーナーなどのオトナたちが守ってくれそうだし。