夏はチョコが売れない季節

誰もいないと思っていても、どこかでどこかでエンゼルが。


の森永です。って同僚に歌って聞かせまでしたのに、だーれもこの曲を知らないんだよな。世代間ギャップってこういうことか。私の記憶では、このCM(たぶんエンゼルパイ)が流れている時に、産まれたてのパンダの赤ちゃんが出てくるんだけど、その姿がまるでネズミのように小さくてピンク色をしているのです。


そのときに初めて、
「パンダの赤ちゃん時代は白黒じゃない」
と知ったのです。しかし誰もこの話についてこないな。
「枝豆と大豆は同じ豆」
という知識を披露した時以来の疑いっぷりなんですけど。


ふと気付けば、最近買ったお菓子のほとんどが森永製品だったのです。森永って、私の中では中途半端なメーカーというイメージ。「エンゼルパイ」にバナナ味が出れば、インパクトも違ったんでしょうけど。でもエンゼルパイにバナナ味は出ない気がするのです。なぜなら、類似商品に「ガトーバナーヌ」というちょっと高級志向で値段も高めのチョコパイがあるからです。でも違うんだよな〜。エンゼルパイで食べたいのに〜。


最近おいしかったのは「刻みチョコ」。カカオが70%くらいのチョコに、刻んだカカオが入っているものです。最初はおすそわけでもらったのですが、気にいったので自分でも買いました。チョコにおけるカカオの比率って、70%くらいがギリギリラインだと思うんですよねえ。


リンツ社の製品に、99%カカオというものがありますが、買って食べてから気づいたけど、リンツのよさはミルクチョコレートのミルクのなめらかさにあるんだった。リンツといえども、やっぱり99%カカオは苦くてヘヴィです。でもそれでもあえて99%カカオが食べたい時のために、トーチョコあたりが「99%カカオ使用ライスチョコ」などを作ってくれると買うのですが。


他に買ったのは、「ブラッドオレンジチョコレート」。これは近くのスーパーで、69円という破格値で売られていたので、恐らく季節外れの商品なのでしょう。私の想像では、卸売り業者が、
「こんなに在庫があるけど、夏に倉庫で保存できる自信がない」
と思うような商品が、よくそのスーパーで激安で売られているのです、例えば、チーズフォンデュセットや、手作りトリュフのセットなど、私がメーカーだったらその場で泣き崩れてしまうような値段でした。