企画の意図が見えないカフェオレ

mikan-neko2006-06-15

最近、コンビニで変なカフェオレが売られているのを知っていますか。


よくありがちな円錐形のカップ型のパッケージで売られているのですが、そのデザインが、「BLONDIE」「KNACK」「JEFF BECK」などのアルバムのジャケット。私の世代よりお兄さん世代向けだと思うのですが、なぜ今このアルバムを今さら?


これを買うと無料でブロンディの着メロがもらえるとか、HPを訪問すると特典映像がダウンロードできるとか・・・に違いない。っていうか、そうでなければ、わざわざパッケージに使う理由が見当たらないもん。著作権が微妙に切れ気味なアーチストを使っているんだわ。と思って買ってみました。


パッケージを良く見ると、「ベストヒットUSA BS朝日で放映中!」と書いてあります。ええっ。ちょっと衝撃。このあいだ全日空かルフトハンザの機内で見た、小林克也ベストヒットUSAが、ちょっと面白かったんだよなあ。それにしても、顔の大きな人って老けないものですね。なんか今週から見てしまいそうな気がする。でも日曜の夜11時っていうのはいただけない。確か私が中学の時には、金曜だったか土曜だったかの夜やっていて、休みの前の開放感とともに楽しんでいたのに。録画して、無理やり金曜の夜に再生してみるか。


パッケージには他に、「ROCK YOU 1500!」と書いてあり、HPのアドレスが載っていました。なるほど、ここにアクセスすれば、何か特別にダウンロードできるんだわ。
と思ってアクセスしてみましたが、「東芝EMIの1500円で買える名盤シリーズ」の宣伝オンリー。なんじゃこりゃ。しかもカフェオレは、71キロカロリーと低めで、コーヒーは薄め。こんなのロックじゃないやい!


しかし、さらに良く見るとこの商品名は「Rock Beat Café」で、「Coffee&Rockでリフレッシュ」とまで書いてあるのです。コーヒーはわかるけど、この中途半端な商品で、ROCKまで語るのはおこがましいってもんよ。


中学の頃、レコードジャケットのミニチュアのガムというのがありました。5センチ四方の紙ジャケットの中に、レコード型のガムが入っているというものです。輸入菓子だったか国産だったか忘れましたが、ジャケットには歌詞までついていて、食べ終わったら本物のレコードジャケットと並べてコレクションもできるというもの。どうせやるならこれくらいはしてほしいものです。