猫と花見と散歩

mikan-neko2006-04-17

今年も、お花見の季節がやってきました。って、関東地方ではもうとっくに過ぎましたけど。今年の桜は例年と違い、長いこと咲いています。いつもの年より白っぽくなく、ちゃんと桜色です。


なんか今年は、
「春が来たわー」
って実感できるほど暖かい日が少なくて、まだストール類が手放せません。でも、世の中の暗黙の了解で、毛のコートはもう着ちゃいけないみたいなので、着るものには悩まされます。ブーツも、9月ごろから先取りして履くのは許されているくせして、冬が終わってもいつまでもダラダラ履いているのは、単なる寒がりと片付けられているようで、肩身が狭くなってきます。


4月最初の週末は、その前の週から都内の桜が咲き始めて、満開になりつつあったので、週末まで持つかどうかやきもきしておりました。一応晴れたので、お弁当を持っていったのに、風がおっそろしく冷たくて、地元じゃまだ満開でもなかった。


その日は、猫を連れて行くのを断念して、姉の家の犬「クッキー」が走り回るのを見ていました。クッキーはまだ6ヶ月くらいのシーズーの子犬で、とにかく落ち着きがなく、まだじっくり顔を見られていません。そうそう、みかんちゃんも子猫の時は、寝ているとき以外はじっとしてなかったもんな。


翌週、暖かくなったので、もう桜は無理でも、猫と散歩だけには出かけることにしました。自動車は苦手らしく、車が通ると身を硬くしているのがわかりますが、昔に較べると、外に出ても泣かないよい子になりました。重くもなりました。
しかし、10分に一回ほど、
「にゃう」
と、存在を主張するのはなぜだろう。忘れちゃいないわよ。


まだ桜は結構残っていて、十分お花見を楽しめました。ひらひら落ちてきた花びらを、猫はいくつでも食べました。通りすがりの犬達が、一度追いぬかして行ってから、またみかんちゃんの存在に気付いて戻ってくるという現象が何度かありましたが、猫は知らんぷり。


あまりに気持ちよかったので、公園の反対側方面にあるヤマダ電機に、レンジの値段をチェックしにいきました。食べ物を扱う店では、犬や猫はご法度だろうけど、電気屋さんならいいと思ったのですが、一応窓を閉めて猫が見えないようにしました。すると、ケージのバッグの中で、前になったり後ろになったり、中でウロウロ。お、重い・・・。