オーブンレンジのピンチ

電化製品を買ってから、軒並み10年を超え、徐々にパタくれるものが出てきました。


はじめに来たのは、洗濯機。何か機嫌が良くないなーと思っていたら、とうとう11年目の年末に力尽きました。モーターで動くものはやっぱり弱い。しかし、10年でテクノロジーはやたらと進化していて、省電力になっていました。こんなことなら、早く買い換えておくんだった。でも、まだ使えるものがあるのに、新しいものが欲しいとはなかなか思えないため、家電の寿命が10年っていうのは、意外と利にかなっているのかも。


と、思っているうちに、今年は電子レンジが危機に。みかんちゃんのごはんをちょっぴり温めようと思って、10秒だけレンジにかけたのに、温めムラが起こって半分だけやけに熱くなってしまいました。猫はもう食べる気マンマンだったのですが、ちょっと冷ましてあげようとフーフーしていたら、
「はやくはやくはやく」
と、矢のような催促が。仕方ないので、冷凍庫で冷ますことに。確かに熱い方の半分は醒めたのですが、常温だったもう半分が冷え切っておりました。


それから見る見るうちに、レンジの調子がおかしくなり始め、レンジを動かすと、
「ゴンゴンゴンゴン」
と、レンジにあってはいけない音を出すようになり、ターンテーブルの回転が、アットランダムになってしまいました。


と言うことは、前から気になっていた、ウォーターオーブンレンジを買うチャンス!本当はシャープのヘルシオが欲しかったのですが、初代ヘルシオは、オーブンとしては優秀らしいのですが、レンジでちょっと牛乳などを温めようと思ったら、10分くらいかかってしまうそうです。そこを改良したものが最近出たのですが、レンジ類の中では一番高いわりには庫内が結構狭いのが欠点。


次に良さそうだったのは、東芝の過水蒸気を使って調理する、ヘルシオに限りなく似た商品。他にもナショナルで同じような機種があったのですが、
「レンジが喋ってお知らせ」
というコンセプトがイマイチ。絶対に猫がびっくりすると思うんだよなー。


お風呂を沸かす機械のスイッチを入れると、
「あと5分でお風呂が沸きます」
とか音声でお知らせしてくれるのはいいのですが、お風呂側の声の人と、キッチン側の声の人が違うのが気になる。お風呂側は、デパートのエレベーターガール風なのですが、キッチン側は女教師風。
どちらも猫は、
「今の、だれだれだれ」
と、気に入らない感じ。