挨拶をめぐる戦いは続く

毎日、朝の挨拶を返してくれない同僚達は、もちろん、帰りの挨拶も返しません。
「お先に失礼しまーす(70デシベル)」
の後に、すぐに歩き出さずに、返事を待っているのですが。

そんな時、会社の同僚の女の子と話していると、今、「ズコッ」とずっこけるのが彼女のブームだというのを聞きました。
なんでも、昭和のギャグにはまっている友達と一緒に旅行に行って、「ズコッ」が使われるのを見た彼女、それを大変気に入ってしまい、旅行中何度も「ズコッ」を使ってみたのですが、
「今のは『ズコッ』を使うタイミングじゃない」
と、友達にダメ出しされていたそうです。
「今度こそ、ちゃんとしたタイミングで『ズコッ』を使いたい」
と熱く語っていました。

しかしこのあと、彼女が風邪をひいて寝込み、回復した時にメールを送ってくれたのですが、
「ずっと寝込んでいて、朝起きてみたら、一面雪でびっくり・・・ズコッ!!」
という、まだまだタイミング的にはイマイチな使い方をしていました。

そこで思ったのですが、毎朝の儀式、
私:「おはようございまーす」
おじさん達:「・・・・」
私:「シ〜ン」
と使うよりも
私:「おはようございまーす」
おじさん達:「・・・・」
私:「ズコッ」
と使った方がインパクトがあって、思わず挨拶を返してくれるんじゃないかなあ。まあ、それをしても無視されたときの私のダメージは、計り知れないものがありますけど。

しかし、「ズコッ」が昭和のギャグだと思っていた私はまだ甘かった。
最近、お昼どきに会社の子が、
「会社のおじさんたちは、その『ズコッ』をリアルタイムギャグとして、日常的に使用している」
という報告を受けました。それどころか、
「ドテッ」
や、
「ズルッ」
などのズッコケリアクションの持ちネタが豊富にあるそうで。ま・・・負けたわ・・・。