エコには迷うことが多い

そろそろ大掃除の季節がやってきました。今年は急に寒くなったため、秋物も放置してあって、衣替えも一緒にしなきゃいけないのがゆううつ。あと、冷凍庫の中身はちょっと考えたくないなー。この間、3年前のオレンジシャーベットが出てきましたが、これ、大丈夫かな。

子供の頃の大掃除は、
「自分の部屋は自分で片付けなさい」
と言われたもの。同じことを私は猫に言いたい。せめて片付けている最中に、どこにでも顔を突っ込んでくるのはやめてほしい。

今年は「タンサンでナチュラル掃除」が流行っているのでしょうか、本屋さんに行くと、その手の本が山積みになっています。タンサンといえば、ホーロー磨きには絶大な力を発揮しますが、その他のものでも、何かに働いているとは知らなかった。ほうれんそうのアク取りしか思いつかない。

思いつくとしたら、夏休みの自由研究で、「あさがおの絞り汁にタンサンを混ぜるとシュワ〜ッとなる」という、どうでもいい実験をしていた姉のことか。しかし、姉の自由研究には、キラリと光るアイデアもあり、「色紙の上に砂糖を置いて、どの色の紙に一番蟻が寄って来るか調べる」というものは、私もパクらせてもらいました。私と姉の担任の先生同士で、「今年の自由研究について」の雑談などをしないように、お祈りしたものです。

ナチュラルなお掃除と言えば、オレンジやグレープフルーツなどの、柑橘果物の皮が、アブラ汚れにいいらしいです。大根のシッポも、シンク洗いにいいとか。

そういえば、フライパンを使った後の油は、
「ペーパータオルに吸わせて、紙資源の無駄遣い」
をするか、
「そのまま流しに捨てて、水資源を汚染」
をするか、どちらを取るべきか、いつも悩みます。

以前いた会社では、アメリカ人の同僚が、洗ったマグカップやグラスを、じゃんじゃんペーパータオルで拭いていました。だいたい一つの食器につき3枚使用。聞けば、自分の家でも、また実家でもそれが当たり前らしいです。さすが、京都議定書を批准していない国だけあるな。と思っていたのですが、良く考えたら私も、洗って最後に熱湯をコップにかけて、その熱で自然乾燥しようとしてたし、これだって水とガスの無駄遣いに違いない。いったい何が正解なんだろう。