金賞受賞だしね

モンドセレクションといえば、「バターココナツ」と「源氏パイ」じゃありませんか?子供の頃からあのパッケージに貼られた金メダルを見るたびに、「すごいな!金メダルだよ!」と思っていました。

しかし、あれを食べるたびに、「確かにおいしいけど、ものすごくおいしいわけではないお菓子に付けられる、国際的な呼び名」なんじゃないかと、疑問に思いました。他にも、ギンビスの「アスパラガス」という、細長いクラッカーも地味な味。

モンドセレクションではないのですが、「ナビスコのリッツ」も私の中では同列の食べ物。子供の頃に、遊びにいった友達の家で、おやつにリッツが出てきた時は、それはそれは失望したものです。どう考えたって「麦チョコ」の方がおいしでしょ?「トーチョコのライスチョコ」でもいいけど。

小学校低学年の頃、ライスチョコといえば、10円で買えてしかもおいしくて、食べ応えがあるという、私にとっては夢のようなお菓子。憧れだった、明治のストロベリーチョコなんて80円もしたもんね。

家にあった石油ストーブの上で、普通の板チョコを溶かして、ライスパフを入れるという、「自家製ライスチョコ」も作った覚えもあります。板チョコの方が高かったのに、わざわざ溶かして10円価値相当のものを作るなんて、わけわかんない。

しかしトーチョコのライスチョコ、子供の頃は、あんなにおいしいものはないと思っていたのに、大人になって買って食べたら、チョコのまろやかさがイマイチ。大人になるって切ない。

他に10円で買えて、食べがいがある食べ物は、「グッピーラムネ」。遠足のおやつには、欠かせませんでした。しかし、大人になって関東地方の友達に聞くと、グッピーラムネそのものを知らない人が多くてショック。

日本で最初にモンドセレクションの金賞を受賞したのは、グリコの「アーモンドチョコ」なんだそうです。あーまあ確かにおいしいですが、私がグリコで選ぶとしたら、カプリコなんだけどな。