電車の中はまだ冷房だったりする

寒いんだか、暑いんだかわからない今日この頃、日本も欧米並みに、服装がバラバラになってきました。

ヨーロッパなどに、春先や晩秋などの中途半端な時期に行くと、右の人はキャミソール、左の人は革のジャンパーという、真ん中に座った私がキーマンになってしまう場面によく遭遇します。春先の、誰もがコートを着ている寒い日に、公園で上半身ハダカで日光浴しているひとを見たこともあるし・・・。

日本のブーツの解禁日は9月中旬だと聞いたことがありますが、今からブーツを履いてしまうと、今後本当に寒くなったときに何を履いたらいいのかわからないので、まだ出していません。

それに、梅雨から夏にかけて、下駄箱にしまわれていたブーツのご機嫌伺いをしていないので、もしかしたらカビだらけという可能性もありますし・・・。しまうときに、たっぷりミンククリームを塗っておいたので、それを栄養にして、大繁殖している姿が頭をよぎります。
「あれ、白いブーツなんて持ってたっけ・・・どひー!」
なんて驚愕の対面を果たしたくないので、先延ばしにしています。

あと、最近マフラーをしている人が多くないですか?それも毛のマフラー。絶対におしゃれでしているんじゃないと思うような、ベーシックデザイン&カラーのものです。同じ電車内で3人も見ました。で、下半身はナマ足にサンダルだったりするのです。上半身が異様に低温症なのか、ものすごい冬ソナファンなのか、どちらかだと思います。

そういえば、夏だけではなく、冬にも「ウォーム・ビズ」ってやるんですね?どういうものかと思ったら、チョッキ、いや、ベストを着たり、カーディガンを着たりして、暖房温度を下げようという試みらしいです。

昔いた会社では、総務の部長さんがモスグリーンのベストをいつも着ていました。総務の部長という仕事柄だと思うのですが、もう神経質なくらい細かいお方で、机上の機密書類の放置を、ビシバシ取り締まっておりました。そんなわけで目の端にモスグリーンが映ると
「ベストマンが来たっ!」
と、皆から恐れられる存在に。今年、このベストマンが大量発生するのでしょうか。