続・ジンギスカーン

で、その続きです。

並ぶ場所は、お店の外です。晴れて気持ちのよい宵だったからいいようなものの、暑くても寒くてもつらい。路地には他のお店もあるので、ついそちらに流れてしまいそうになります、並んでいる他のお客さんを見ると、キレイなOLさんのグループが多い。やっぱりジンギスカンは何かにいいに違いない、という結論に達しました。何にいいかはわからないのですが。

小一時間ほど並んで、ようやく順番が回ってきました。予想されていたことなのですが、やっぱり相席。相席も時にはいいのですが、同じような人数の男性グループが相席だと、80%の確率で話しかけられます。「男ばっかりでつまんないからさー」というのですが、こういうとき女は「女ばっかりでつまんない」とは思っていません。むしろ喋りたいことが山ほどあるのに、ヤツらのために、当たり障りのない全方位的な話をしなければならないので、イラだっている場合が多いと思います。

今回、共通の友人がどれだけ野心家か、前原誠司なみの野心家っぷりを報告しあっていたら、
「その男の気持ちもわかるなあ」
という合いの手が。あら、あなたカレの気持ちがわかっちゃう?っつーか、アンタ誰よ?

相席のおじさんでしたわ。おじさんグループになると、話しかけてくる確率は95%に跳ね上がります。だいたいお話は面白く、焼き方指南などもしてくれるのでありがたいのですが、どうしても話しておきたいが、他人が聞いても面白くないマズい話がしたいのよー!ほっといてー!

ジンギスカンはとってもおいしかったです。今までの私のジンギスカン歴では、ハムみたいに薄切りの輪切りにされたマトンを、たれにつけて焼く、というものしか知らないのですが、ここのは牛肉のように一口大に切ってあり、レアで食べても生臭くありません。あーおいしい。また来たい。今度は、同じような女性グループと相席になりたいなー。