オリジナルがわからない

昨日、朝駅で良く見かける、レイバンのサングラスをした「なりきり大門部長刑事」が、「ウィダーインゼリー」をくわえて新聞を読みながら、電車を待っているのを見ました。で、でたー!あれは絶対にキムタクを意識しているに違いありません。と言っても、サングラスは例のヤツなんですけど。わからん美学。

そのなりきりキムタク風大門の話を友達にしたら、なんと京急には「青島刑事」がいたんだそうです。西馬込の駅で、モスグリーンのコートを着て電車を待っている彼がそれ。髪型から鞄から全てが青島チックなのだそうですが、惜しいことに顔だけが青島じゃないんだそうで。朝、その姿を電車から見るたびに、もちろん例のテーマ曲があたまに流れてしまうそうです。しかし、夏になってからは、コートを着ていない彼は、一般人に溶け込んでしまっているので、全然存在がわからないそうです。

この間、CSの番組を見ていたら、8時から太陽にほえろ、9時から西部警察、10時から大空港と、昔の刑事ドラマでお腹一杯になる日がありました。しかし、前は全然気にならなかったのに、太陽にほえろのエンディングでカッコよく決めた裕次郎が、どうしても「ゆうたろう」に見えて仕方ありません。

大門刑事にしても、数年前にダウンタウンの番組で「早大門(はやだいもん)」というゲームがありました。それは出演者3人が、テーブルの上に置かれたサングラス・オールバックのカツラ・手袋を装着し、ライフルの弾を一番速く撃ちつくした者が勝者となるゲーム。勝者は確か、エンディングで大門になりきって埠頭だかお台場だかを歩くビデオが流されました。なので、本物の大門刑事をドラマで見ても、早大門の変装っぷりの方が
強烈に頭に思い浮かんでしまいます。

ヨン様が映画の記者会見をしているのを見ても、誰か芸人さんが茶髪パーマのかつらをかぶって、ヨン様眼鏡をかけたパロディをしているとしか思えなかったしな。かろうじて韓国語を喋っているのだけで、本人だと認識しましたけど。