唐辛子の意外な効果

ランチに行くお店って、どうしてもマンネリ化してしまうもの。新規開拓してみても、何かしっくりこなくて、二度は行かなかったりします。

私の場合、週5日のうち3日は韓国・タイ・インドなどのエスニック、2日は和食というローテーション。本当はタイ料理なんて毎日行ってもいいんだけど、ランチ仲間に嫌われないように、週一回にとどめています。それも私から言い出した感が出ないように、バンコクやタイ出張の人の話をして、それとなく誘導してみたり。

「私は何でもいいよ。タイ料理とか」とか、「韓国料理でもいいね〜。タイ料理でも」とか、さまぁ〜ずのネタのような、あからさまな誘導は慎んでいるつもりなのですが。

最近新聞で読んだのですが、カプサイシンは脂肪を燃焼する効果の他に、リラックス効果もあり、多量に摂取すると眠くなるそうです、そうか、お昼休みが終わってから15分しか経ってないのに、猛烈な睡魔が襲ってくるのは、仕事が退屈とか、集中力がないってことじゃなく、カプサイシンが原因だったのか〜。よかったよかった。

辛いものって、一度病みつきになると、際限がなくなるようで、ボンゴレを頼んだのにナポリタンかと思うほどタバスコをかける人を知っています。彼女は、おうどんにも当然のように七味を大量にかけていました。そーいや、社会人なのに、午後カックンしてるのを見たことあるな。

私が今まで食べた一番辛いものは、ソウルで現地の人に連れて行ってもらった居酒屋のメニュー。きんぴらごぼうにソーメンを混ぜて、さらに唐辛子で味付けしたようなものでした。一口食べるとおいしいのですが、5口目くらいで、脳に何か好ましくない変化が起こります。なんでもソウルで一番人気のある居酒屋メニューなんだそうです。私以外はみんな韓国人だったのですが、本当においしそうに何度もおかわりしていました。ま、負けたわ・・・。

そしてホテルに帰って、そのままベッドカバーの上で熟睡。ホテルに泊まった時の朝は、自分がどこにいるのかわからなくなったりしますが、そのときはどこにいるのかはもちろん、なぜそんな格好で、つっぷしたように寝ているのかも全然わかりませんでした。そうか、あれもカプサイシンか〜。