エコロジーな日本の私

エコについて軽く考えました。

下期から、全日空の正規割引運賃は「エコ割」という名になるそうです。当初は「飛び丸」、次に「GET」、そして「エコ割」。きっとビジネスクラスの正規割引「ビジ割」とあわせてみたのでしょう。この場合の「エコ」は「エコノミークラス」だと思うので、エコロジーとは全く関係ないのですが、時代的にはいい語感。たまに「ECOエコ割」と書いてあるので、「エコエコアザラク」を思い出しちゃう。

ところで、友達の会社には「エコロジー課」というのがあるそうです。紙のリサイクルや、ペットボトルの回収をしているのかと思えば、別にそんな気配もなく、社内の誰もが何をしている課なのか、正確に答えられないそうです。

そのエコロジー課は、課員が15人程度しかいないのに、だだっ広いオフィスを借りており、オフィスの半分は机も置いていないただの空間。そこでエアロビクスの教室ができるほど広いらしいです。冷房効率や光熱費を考えると、一番エコロジーと遠い場所にある課だと思うのですが。

女性は、正確に言えば、先進国の大人の女性は、普通に生きているだけで、男性の2倍近くの紙を消費しているのだと、最近思いました。例えば「あぶらとり紙」。これは女性のポーチの95%に入っていて、一日少なくとも2枚は使うはず。さらに、化粧水を含ませたり、マニキュアを落としたりするときのコットンも紙の一種だし。

メイク落としシートとか、汗拭きシートも使うだろうし、メイクの時に、ていねいな人は「ティッシュオフ」とか言って、余分な口紅やファンデーションをティッシュで押さえたりしているはず。女でいるって、紙を使うことなのね〜。実はトイレではもっと紙を使っていると思うのですが、この際ここでは考えないとして。男性の10倍近くは使っていそうなんだもん。

他に最近気になったのは、フリスク。環境に敏感なヨーロッパで作られているわりには、なぜ使い捨てケースなのか。数年前から、いつか詰め替え用が出るに違いない、いやもしかして、本場ベルギーではもう出てるのかも・・・と探してみましたが、ありゃしない。同じミント系だったら、「FISHERMAN'S FRIEND」の紙包装の方が、断然エコロジー