重大な発見

ものすごいことを発見しました。でも、あまり期待しないで読んでください。

1985年といえば、日航機が御巣鷹山に墜落した年です。人によると思いますが、私が今までの人生で、一番強烈に印象に残っているのは、この事故です。何度見ても、どんな本を読んでも、怒りとやるせなさと悲しさを感じます。

先日も、8月12日には追悼番組をいくつかやっていましたが、20年過ぎて、取材側も取材される側も、淡々とした調子ながら、変わらず心を揺さぶられるものがありました。誰にも起こりえたこと、誰が犠牲者になっても、誰が遺族になってもおかしくなかったことだった、と今でも思います。

そして、阪神淡路大震災と、オウムのサリン事件の年と言えば、1995年。このときは結構な大人になっていたので、日航機墜落の時のように、ただ怒りを感じるのではなく、それによって自分はどうこの出来事に関わっていったらいいかを、考えたりしました。

この1995年に起きた2つの事件のうちどちらかが、人生で一番強烈な出来事だった、という人も多いです。国内ではないのですが、911によって世界に対する認識が180度変わった、という人も少なからずいます。

で、今年は2005年。重要な国内の出来事は、10年ごとに起きているとすれば、今年はその年になるはず。あー怖い。これから4ヶ月あまり、どうやって過ごしたものか。一番可能性が高いのは、東南海地震だと思うんですが。

この「重要な国内の出来事は、10年ごとに起きているかも」が、私の発見したすごいことです。いかにもありそうな気がしませんか。

しかし、この論理には大きな穴があって、それは1975年が結構平和に終わっていることなんだよなあ。ネットで検索しても、「およげ!タイヤキくん」の大ヒットが大きく扱われているくらいだし。そういえばうちにもあったな〜。
あのB面の「一本でもにんじん」なんて、いまだに、
「三艘でもヨット、四粒でもごま塩で、ええと、どうしても五が思い出せない!」
って寝られなくなったりします。確かに日本中を席捲したけど、重大ニュースとして扱っていいものか。