続・海外で日本食ニアミス体験

で、もう日本食は特に食べたくはなかったのですが、一応後学のためベルンでもカルテをチェックしてみました。冷奴10フラン・・・スイス国内の日本食レストランの談合価格か。み、味噌汁が7フランかよっ。ラーメンは20フランでしたわ。将来調理師免許を取って、日本食レストランを開こう。

スイス最終日の夜、チーズ・フォンデュを食べてみたいと言う、両親のベタな希望があったので、ブンデス広場の「チーズフォンデュが自慢の店」みたいなうたい文句のオープンテラスに座りました。

同じ広場には、その日本料理店のテラスも出ておりましたが、そこで食べているのは、いかにも日本人の家族連れ2組。それも、うちのように枯れた大人の家族ではなく、若い両親に小学生くらいの子供が2人ずつ。海外赴任の家族が、休日にベルンまで遊びに来たって感じです。あ〜金持ちだなあ。1800円のラーメン食べてるよ〜。

そうそう、忘れていましたが、自分の両親の海外溶け込みっぷりを見越していなかったので、わざわざアルファ米のおにぎりを持参していました。これ、旅行用品店などで、一個250円くらいで売っています。お湯をかけて20分待つと、おにぎりができるんだそうで。滞在中、3つも持って行って、何度か勧めてみたのに誰も食いつかず、結局旅の終わりまで持ち越し。今では、防災用品入れの中で、第二の人生を歩んでおります。

今まで、添乗などで聞いた話では、欧米の朝ごはんがなにひとつ食べられない人がいるらしいです。特に、パンはダブルソフト並みに柔らかくなければ食べられず、ドイツやスイスで出てくるライ麦パンはもちろん、イギリスのカリッと焼いた、薄いトーストもダメだそうです。

自分の両親はどうかと見ていると、クロワッサンがお気に入り。意外とパリジャン。全粒粉を使ったクロワッサンなんか、おいしそうでした、紅茶はセルフで、好きなティーバッグをポットに入れる仕組みなのですが、いつも自分が飲むときはコーヒーばかりなので、紅茶の種類の多さに初めて気づきました。カモミールローズヒップから、ルイボスティーまで結構揃っています。特に「ルイボス・バニラ」が珍しかったので、1,2個着服。いけない。ガストのドリンクバーじゃあるまいし。