頭を冷やすのにも使えるし

昭和な会社でも、とうとうクールビズが始まりました。

クールビズのお触れ書き」が出る前に、「勝手にクールビズ」している人たちがいました。ネクタイをせずに、ボタンダウンの半袖カラーシャツなどを着ているおじさんたちです。

たまにエレベーターなどで一緒になり、奇跡的に服装まで気づいてあげられた時など、
「○○さん、クールビズですか」
と聞くと、
「イヤ、オレはホラ、昔からしきたりなんかは気にしてないから」
と言って、自分のアウトサイダーっぷりを披露したりします。「オレはホラ」って。気づかなかったわ。全然。むしろ巻かれてると思ってました。

他にも「勝手にクールビズ」というか、「フライング・クールビズ」なおじさんが何人かいたので、面白いので全員に同じように聞いてみたら、みなさん判で押したように
「イヤ、オレはホラ、昔からしきたりなんかは気にしてないから」
という返事。なんだそりゃ。「勝手にクールビズ連合」が、「こう聞かれたら、こう答えろ!」みたいなマニュアルを作成しているのかしら。

で、冷房は28度を目安にしているのですが、私の席は白くまくんが遊びに来てもいいような酷寒地帯なのに、会社の端っこの方では30度を超えるそうです。そっちを28度に合わせると、こっちは恐らく22度くらい。22度って、快適温度のように感じるけれど、実際座っていると鳥肌が立つくらい寒い。

確かにこの時期、外出して帰ってきて、会社がキンキンに冷えていると、オアシスにたどりついたような気がします。でもそれも最初の10分だけ。冷たい飲み物でも飲むと、とたんに寒くなり出します。

そこで考えたのですが、会社の喫煙ルームのように、「激寒ルーム」を作って、常に温度を17度くらいに保っておくってのはどうでしょう。で、帰って来た人は一時そこに入って、冷えてもらうのです。長居するもんじゃないし、大きさは一メートル四方で十分でしょう。みんなで帰社時間を10分ずつずらしてもらえば、激寒ルームはいつも快適です。ちと汗臭いかもしれませんが。