日傘のお嬢さんを見習う

今まで日傘を持ったこともなければ、別に欲しいと思ったこともなかったのですが、姉から日傘を貰ったので今年は使ってみるつもり。その日傘はチェリーの柄がついているので、スピッツの「チェリー」を歌いながらさします。

以前、「海外で見る日本人ツアー客のうち、女性の80%が日傘を差している」と思ったことがありますが、あれはヨーロッパ人には奇異に写るそうで。ヨーロッパ人は日光大好きだもんなあ。UVカットの化粧品も少ないし。なぜわざわざ、日光を防がなくてはならないのか、と思っているんでしょうなあ。

最近聞いたブルーな情報では、じっと日光を見ているだけでも、瞳から入った紫外線がメラニン色素を刺激するということです。油断できん。母は私がお腹の中にいるときに、
「ビタミンCを取れば、色の白い子が生まれる」
という情報を雑誌で読んで、毎日レモンばかり食べていたそうです。あの〜今更なんですが、その情報は間違っていましたね。

私はそれほど自分が地黒だと思ったことはなかったのですが、中2の夏、友達数人とUNOをやっている時に、
「私の手が一番黒いじゃん」
と思ったのを最初に、最近では電車の中でつり革につかまった時、
「むっ、この列で一番黒いのは私・・・しかも、右隣は男なのに」
と思うことすらあります。
最近の人が白いのか、私のメラニン色素が増殖し続けているのか、定かではないのですが。

そんなわけで、大活躍してほしい、この日傘。以前、どんな場所に行くにも根性で自転車に乗っていたときには、「二の腕まである手袋」を着用し、帽子をきっちりかぶって出かけていました。しかし、帰り道で汗だくになるので、手袋も帽子も取って風を切って進むのが気持ちよかった。まあ、それが肌には良くなかったんだろうけど。そのまま、公園でガリガリ君を食べながら涼んでいたことも、一度や二度ではなかったしな。それに帽子だと、取ったときにカリメロちゃんになっちゃうもんね。