最近のテレビ

私はあまりテレビを見ない方なのですが、会社のおば様から、
「今はいいけどね、だんだん話題についてゆけなくなるんだから!」
と、忠告を受けました。確かにそのおば様、韓国ドラマは欠かさず見ているし、料理番組で紹介されたお店は必ずチェックしているし、お話していても飽きません。

だからと言うわけではないのですが、ちゃんとテレビを見てみたら、ボビーさんって面白いですね。アフリカ人で、ニャホニャホタマクローさんに似た方です。
ボビーさんは、「これはオレの命なんだから」と言うべきところを、
「これはオレのイノキなんだから」
って言っていました。「命」と「猪木」が似た言葉だとは、今まで気づきませんでしたよ。

昔、フランソワーズ・モレシャンだったか、千昌男の奥さんだったかが、
「『おふとん』と『はくさい』の区別がつかない」
と言っていました。そ、そうかな・・・。

それよりも私、最近ピアノマンが気になっています。あの、「イギリスの海岸で行き倒れになっているところを助けたら、すごいピアノの腕前だった」と言われる、記憶喪失の男性です。

よせばいいのに、何の縁もゆかりもない日本のマスコミが、正体探しに必死になって、
「この写真の、ドイツ人男性とそっくり!」
なんて、写真を出してくるのですが、あれって本当にそう思って言ってるのかな。私のように白人の顔を見慣れていない者にとっては、似ているかどうかなんてわかんないな〜。日本人でさえ、同じカテゴリーの顔の人の区別がつかないってのに。「メガネと七三」とか。

しかしあれって、「ピアノの腕がプロ並み」というからこそ、人の興味をそそるわけで、私が記憶喪失になっても、
「むっ、この座席指定の素早さは・・・!」
なんつっても、全世界の人の心を動かせないだろうな。ちなみに座席指定だけでなく、券番報告もおっそろしい勢いでできるんですが・・・。記憶喪失になったのに、あえて航空端末の前に座るかどうかも疑問だし。