オバケなお菓子に惹かれる

カロンもそりゃ好きだけど、「ダックワーズ」というお菓子もかなり好きです。両方に共通するのは、アーモンドパウダーとメレンゲか。「アンテノール」という店の、抹茶と黒豆のダックワーズがこりゃまたおいしくて、会社でたまに回ってくる時には、日ごろ会社の取引先には全然興味もないくせに、
「どこからの頂き物ですか」
と執拗に聞いてみたりします。

「○×海運さんから」
と言われたら、その○×海運さんからの電話を笑顔で受けたり、ファックスを即担当者のところに持っていってあげたり、えこひいきをしてみます。

でも、この「ダックワーズ」という響き、「マカロン」に較べてイマイチかわいくない。あひるがよたよた歩きながら歌を歌っている場面が思い浮かぶ。AFLACのCMのよう。

調べてみると、フランスのダックスという場所の名産物らしいので、ダックワーズという名前になったらしいのです。本場のものは直径20?p位ある、結構大きめなもので、日本でアレンジされてクッキーサイズの手頃な大きさになったそうです。ぜひ20センチの物を食べたい。フランス南部、ボルドーの近くにある町です。あー行きたい。

奈良に行った時には、「ジャンボみかさ」という、直径20センチのドラ焼きが売っていました。絶対に食べきれないとわかっているのに、
「今を逃したら、いつこのおばけドラ焼きに会えるかわからん」
と、飛びつきました。

案の定食べ切れなくて、4分の1くらいでギブアップ。ちょうど普通のドラ焼きと同じ大きさくらい。やっぱり日本人には、最適サイズというものがあるのね。
「こんなときドラえもんがいたらな・・・」
と、未来のロボットとしての便利な用途以外で、ドラえもんに期待してみます。そう言えば、うちの猫もドラ焼きのことを憎からず思っているな。