就業時間に飲酒でゴー!

昨日、いきつけの高級食材店イトヨーで、「フォションの紅茶カクテル」を見ました。アルミの350ml用ペットボトルで、アップルブランデー味、カシス&ローズ味の2種類。フォションのロゴが上品にプリントされて、お酒売り場になければ、ただの紅茶と見間違うシンプルな容器。

飲んでみましたら、ただの紅茶の味。アルコール度数も4%だし、普通にグラスで出されたら最後まで紅茶と思い込んでしまうかもしれない。

以前、霞ヶ関に勤めていた頃、いろいろな官庁の食堂でお昼を食べました。外務省の最上階にある、官庁にしては小ぎれいな、しかし一般のレストランとしてはイマイチなお店では、昼間からアルコールが飲めました。

一応就業規則を見てみたのですが、
「昼食にアルコールを飲んではいけない」
という条項はどこにもなかったので、夏の暑い日、友達とビールを飲みました。しかもジョッキで。あとから隣に座ったおじさんたちも、便乗してビールを頼んでいたし、あの場ではある意味ヒロインだったわ。

他には、当時大蔵省の一階にあった洋食屋さんでは、全てのメニューにソフトドリンクがついているにもかかわらず、ワインがグラス一杯100円だったので頼みました。
「なんか、ヨーロッパ人みたいー!」
と、友達二人で盛り上がりました。

そのあと支配人らしき人が、
「ワインを頼んでくれてありがとうございます!」
と、サービスでハーブティーをポットで持ってきたのは、そんなこと言える筋合いではないのですが、ちとありがた迷惑。昼の一時間で、グラスワイン一杯、アイスコーヒー、ハーブティーを全部飲み干すのには難儀したわ。

そういえば、ランチに「ラ・ボエーム」に行くと、食前酒としてちっこいワインを持ってきてくれます。午後に仕事があることを考えると、まあ妥当な量なのですが、ここは思い切ってもう少し飲んでしまいたいときに、このフォションの紅茶カクテルを買って、会社の机で飲んでしまおうかと思いました。

机の上にあっても、絶対誰も気づかないはず。万が一、疑惑を持たれたとしても、
「これはフォションですから」
の一言で、おじさんたちはケムに巻かれると思うんだよなあ。