救急車に乗る

救急隊員さん到着。消防署は家のやや近くにあるので、3分くらいでピーポーいう音がだんだん近くなってきました。しまった・・・静かに来てくれるように頼むんだった・・・。やってきた隊員は3名。すまないねえ、お茶もお出ししないで。

それより、アララ?何かさっきより痛みが引いたような気がいたします。しかし、せっかくここまで来て貰った以上、
「来て良かった!助けて良かった!」
と思っていただきたいので、もっと激しい痛みの演技をしてあげたいところ。いえ、そこまでの余裕はないんですけど。

救急隊員の方は、大変ですね。ドラマ「救急病棟」を見ているような手際のよさで、声を掛け合うのを忘れません。それにしても救急車の中は寒い。何があるのか、いろいろ触りたかったのですが、そこまでの余裕はなかったわ。それに、
「救急車、道路の真ん中を走行します!」
とか、
「救急車、赤信号を交差点内で左折します!」
なんて言っているのを聞くと、むっくり起き上がって見てみたくなるねえ。

さすがに、救急隊員さんは冷静で、
「オラオラ、どけよ、こちとら救急車だってんだい!」
なんてトロい車をあおるような発言もなかったのですが、もし私以上に緊急性の高い患者を搬送中に、イキがって飛ばしている車なんかがいたら、ブッ飛ばしてやりたいだろうに。

救急車で運ばれただけあり、すぐに診察してもらえ、突然入院することに。以前何かで読んだのですが、救急車で搬送された時に、付き添いの家族が忘れがちなのは靴だそうです。ほほほ、我が家もそうですわ。

おまけに、ワンピースの上からパーカーを着て、そのうえ寒いからジャージを履いているという、言語道断な格好。もう何でもいいから病室に連れて行って、布団をかぶせてほしい。また、その日は救急車がひっきりなしに訪れ、その中には常連らしき酔っ払いや、半分ホームレスみたいな人もいたそうです。救急車を呼ぶのって、そんなラフな行為なの?