インターネット疑惑

今日、会社に行ったら、インターネットに接続できなくなっていた。こういう場合、システム担当の人に連絡して、指示を仰ぐというのが解決コースなのだが、それができない事情があり過ぎで、素直にお知らせできない。

その事情の一つは、
『前日に、オーストラリアのお絵かきソフトを、ろくに説明も見ずにダウンロードした』
というものです。良く出来たフリーウェアなんだけど、「I Agree」を押す時に、
「これがスパイウェアだったりしたら、たーいへん」
とチラッと思った。

事情の2つ目は、
「システム担当者がシステムを私以上に理解していない」
ことなんだよなあ。この間、
「自分用の『お気に入りフォルダ』作成の方法がある!」
とか言ってたしな。

事情その3は、同じく金曜日に、来年度の人事を決定する会議が、偉い人たちの間で行われていて、そこから戻った部長が、
「仕方ねえなあ」
とボヤいていたこと。まさか、その会議で、
「今月のネット接続チャンピオンは、渡航課のみかんさん!」
なんつって発表され、
「こうなったら、ネット接続はポイント制にしますか」
なんて提案をシステム担当者がして、
「よし、今月から接続時間を20時間越えたら、自動的に接続を切断しよう」
という決議がなされたとか。あ〜あり得るわ。

事情その3だった場合の事を考え、私も色々カミングアウトの方法を練りました。確かに私は昨日ネットで、
「風邪の治し方」
を検索してみたり、
「ダメな会社の見分け方」
というサイトを見たりしました。ちなみに、この会社はチェックリストの8割ほどが、当てはまっておりました。
しかしもし、偉い人たちに何か言われたら反論できるように、本当に仕事に使うサイトをいくつか書き出しておきました。
外国為替レート表
・航空会社マイレージ特典表
・大使館情報
・ホテルインフォーメーション
他にも4つほど書き出して、
「ネットにつなげないと、こんなに仕事に差し障りが!」
とアピールする作戦。どのサイトもそれらしいのですが、ネットであえて見るまでもないものばかり。でも、偉い人にはわかるまい。

そこまで準備して、ようやくシステム担当を呼びました。さー来るなら来いっ!
しかし、システム担当者(おじさん)が、
「そういう時はね、再起動!」
と即答。どうやら3の可能性はゼロ。そんな器用な芸当が彼にできるハズなかったわ・・・。