チョコのおいしい国

私は国産にそれほどこだわりはないのですが、去年のサッカーアジアカップの、中国人による日本バッシングには、嫌な気持ちになりました。たぶん、あれで私のような多少左よりの人間や、ノンポリの人間が中国を警戒するようになってしまったと思います。

愛国精神って、他国と比較して自分の国が優れているっていう、相対的な基準で計るものじゃないのになー。あんなに醜くみえる愛国心なんて。

その前から、中国産野菜の、あまりの傷まなさ加減が恐ろしくて、ちょっと怪しいと思っていたのですが、アジアカップを契機に、野菜はできるだけ国産品を買うようになりました。

逆に国産品は避けているものとしては、日本のお手ごろ価格のテーブルワインです。
「白は甘くて、赤は軽けりゃいいってもんじゃないんだよー!」
とひと暴れしたくなる、悪い意味で想像を裏切らない味が多いように思います。
あと、乾燥パスタ。日本の有名なパスタメーカーのどんなパスタよりも、
「鋏を使わないのに、袋が開いてしまった」
という、イタリアのいい加減な包装のパスタにはかなわない気がします。

他に私の興味ある分野としては、チョコレート。高級チョコではなく、庶民派チョコがここまでおいしいのは、日本だけではないでしょうか。「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」だって、「レオニダス」だって、最高の材料を使ってパティシエが作って、一粒200円もすればおいしくなろうというもの。

私が生まれて初めて、
「これはおいしい!」
と衝撃を受けたのは、明治のストロベリーチョコ。小学2年生のことでした。今食べても、やっぱりおいしいもんなー。当時確か80円したので、容易に手が出ない憧れのお菓子だったわ〜。他にもグリコのカプリコや、オトナになってからはロッテの「ラミー」が、やけにおいしいと思うんですけど。