留守宅の不安

会社の保険部門の人と話をしていたら、家財?だか火災保険って、結構使える存在だと知った。どちらか聞き取れなかったんですけど。

もし家に泥棒が入っても、うちには現金も有価証券も宝石類もないので、金目のものと言ったら電化製品くらい。
よく空き巣のニュースで、
「犯人は現金2500円を奪って逃げました」
とか言っているが、うちに入っても2500円もあるかどうか。犯人のあなたも私も気まずくなるだけだから、うちには入らないで下さい。

しかしそんな時、電化製品なら、盗難にあったら家財保険で補填されるらしい。じゃ、テレビ持ってって・・・。

朝、家を出るのは私が一番最後なので、ガスの元栓やドライヤーのコンセントなど、
「ちゃんと切ったかな・・・」
と、不安になる。で、戻って確認すると、ちゃんとしてあるじゃないの。私はスゴイねえ。きっちりしてるよ。と自画自賛

一番心配なのは、自分の家から火を出してしまうこと、そして猫が誘拐されてしまうのも心配だ。
朝、玄関にいるとき、猫部屋から、
「ガタッ」
という音が聞こえるので心配になり、ドアをほそーく開けて中をのぞくと、猫は部屋の中で一番高い本棚の上に座って満足げ。のぼった時の音か。猫失格だな。
しかも、
「アレ?まだいたの?」
みたいな、関心のない目で見下ろされるのが悔しい。

夜家に帰ると、朝消し忘れた電気が、あかあかと点いていることがありませんか。そんな時に限ってまた、同居者の方が先に帰ってたりして、まるでいつも私がつけっぱなしのような良くない印象が。

一度、2人で一緒に帰ったとき、玄関から奥のリビングの電気が点いているのが見えた。私は、
「あちゃ〜またやっちゃったよ〜」
と思っていたが、同居者Sのヤツ、
「コラッ泥棒め!そこにいるのはお見通しだぜ!!」
と、誰もいない部屋に向かって、空しく威嚇していたのが印象的。