洗濯機購入までの道のり

そろそろ家電製品全てが10周年を迎え、毎日ドキドキしながら暮らしている。一台ずつ順番に寿命が来てくれるのならまだいいが、何となくいっぺんに力尽きそうな気がする。テレビは寿命が長いと思うが、モーターものの、洗濯機、冷蔵庫はそろそろお疲れ時かもしれない。時々ため息をついているのを見かける。

みかんが子猫だったころ、猫缶は一日半分という決まりだった。残り半分はお皿に入れて冷蔵庫に置き、食べるときに電子レンジで20秒ほど温めてあげるという、過保護ぶり。

猫はそれをまだ覚えていて、ご飯が欲しくなったときは、冷蔵庫の前に直行して、
「ニャ〜。開けて〜」
ってしっぽを振るほど、冷蔵庫さんに愛着があるらしいから、買い換える気持ちが鈍る。というか、そこにはもうご飯がしまわれていないことに、そろそろ気づきなさい。

また、猫缶をやめてレトルトにしてからもう2年近く。いまだにビールやトマト缶を開ける
「プシュッ」
という音に過敏に反応して、どこからともなく現れるのが情ない。

しかし、冷蔵庫はまだ壊れてもいないのに、20万円近くの新品購入はしたくない。
つばささんの家のように、突然成仏されたらまた考えます。その場合、私もサムスン、LG、ハイアールは素通りしてしまいそう。

今の問題は洗濯機。たまに滑らかではない回転をしている時があるし。
白モノ家電は、松下か東芝か三菱、と思い込んでいたが、意外とそうでもないようで。
猫を飼う直前に、
「猫の毛用に、性能の良い掃除機に買いかえよう」
ということになり、ネットで消費者センターのテスト結果などを調べてみると、意外と成績が良いのは日立で、イマイチなのが三菱だった。また、冷蔵庫だとゼネラル、エアコンならダイキンがいいらしい。ネットがなかった10年前には、商品購入の最後の決め手は、「会社のイメージ」ってことも結構あったけどねえ。