人事が適性を見誤ったか。

最近、航空会社の営業が代わって、女性から男性になった。それまでの担当の女性は有能な人で、特に不満もなかったが、引継ぎに現れた男性は新人。

この航空会社の新人といえば・・・確か、2人で旅行した時に、空港チェックイン時、
「窓側から2席お取りしました!」
って言っていたのに、いざ乗ってみると右の窓側と、反対の左の窓側に予約してやがったな。「窓側から2席」ってそういう意味か・・・って、絶対に間違えただけだと思うけど。

この航空会社では、将来有望な若者はすべて一度、営業や接客カウンターを経験させ、その後本当の花形部署である運行管理室とか財務部とかに配置になるそうです。と、いうことは将来のエリートのはず。

誰でも最初から完璧ではないし、どんなベテランにでも新人時代ってあるし、と新人に対しては寛大な心を持って接していたのだが、どうもこの営業のカレは、営業マインドにそもそも欠けるようで。

例えば、彼がなぜか持ってきたパイロット募集要項を見ながら、
「もう少し私が若ければ、挑戦したのになあ」
と言った時、
「残念ですね」
と、言いました。待て待て、こういう時の定番セリフは、
「えっ、まだ大丈夫でしょう!?」
または
「えっ!そんなお年には見えませんよ!」
の2種類しかないはず。それなのに、なにを素直に同情してるんだい。

また、『私が子供の頃に、将来「パイロットになりたい」と書いたら、「スチュワーデスになりたい」と先生に書き直された」友達の女の子がいた』という話をしたら、
「あ〜その時代はそうだったのかも」
という反応。彼が思い描いている「その時代」が、どの時代なのか気になる。昭和初期とかじゃないだろうな。

営業成績がずば抜けて良い友人は、私が旅行業界に入って10年以上経つと言った時、
「えっ!中卒で旅行業界に入ったの!?」
って言ってました。これはやり過ぎの例。