ねこねこ祭り、終了〜。

旅行中に、猫をホテルに預けたら、なんか性格が微妙に変わった気がする。違う猫と取り替えられたのでは・・・と思い、ヒゲの横に無意味に生えているヒゲもどきをひっぱったら、えらい嫌がりよう。ううむ、本物だ。しかし、その2本のヒゲもどきは何のために生えているんだい?本物のヒゲを引っ張っても、何にも感じていないようなんだけど。確かヒゲは、猫の感覚器って聞いたことがあるんだけど、みかんにとっては人間のヒゲ程度にどうでもいいものらしい。

いつもは別の部屋に寝ていて、朝私が起きる7時頃に、
「ニャー。そろそろ出して〜」
と何度か鳴くので、扉を開けると飛び出てくる、というのがパターン。休日には、一度いつもの時間に小さく鳴いた後、その後シ〜ン。改めて9時ごろ、
「ニャッ、ニャーン!いったいいつまで寝てるのよ〜!」
なんて、堪忍袋の尾が切れた様子で鳴き始める。お前は、実家の母親か。

それが、帰国した日は、朝の4時ごろ、
「ニャニャニャッ、ニャー!出して出して出して〜!」
と余裕がない様子で鳴き始めた。こちらは疲れと時差ボケでヘロヘロなので、あきらめて扉を開けると、ものすごい勢いで飛び出てきて、ゴロゴロとすごい勢いで甘えるったらありゃしない。何度も頭をすり寄せてくるので、ハゲてしまうのではないかと心配になるほど。きっと寂しかったんだわ・・・ごめんね、みかんちゃん・・・でも・・・ね、寝させてちょうだい・・・。

30分くらいすると落ち着いて、ベッドの上で丸くなってご満悦で熟睡。中途半端な時間に起こされた人間だけが、浅い眠りについた。

翌日も、5時頃、
「ニャーン!ニャーン!出して出して出して〜っ!」
と大騒ぎだった。二日連続でREM睡眠の一番深い時に起こされ、疲れが取れん。

次の日は土曜日、今日こそゆっくり疲れを取るため寝坊しようとすると、今度は6時ごろ、
「ニャッ、ニャー!出して出して出して〜!」
と言われたので、またしたいようにさせてあげることに。何のかんの言っても、みかんはうちの子だなあ、かわいいなあ。と思っていたら、電灯のプラーンと揺れるチェーンに飛びつく余裕を見せ始めたので、その場で捕獲し、猫部屋へポイ。その後は静かにしていました。

そして翌日からは、全く普通の生活に戻り、朝も7時までニャーの声もない。なんか寂しい。