帰って早々、まだ先週の話

むかーしむかーし、日本にはバブルという時代があり、その最中でも「これは実体のないバブル景気で、いつかは崩壊する」と言われていたのに、乗っかった人がたくさんいたのが不思議。大人の世界ってわからない。

そんなバブルの時期に社会人になったのに、あまり恩恵を受けていない気が。確かに会社では販促品をバンバン作って、航空会社では研修旅行をジャンジャン催行していたけど、実際に自分の懐が暖まるわけじゃなかったし。むしろ服を揃えたり、食事に行ったりするだけで、今の倍の金額は払っていた。コートなんて5万円代でも安いと思ってたし。今は3万円台でも買う気が鈍る。

当時、航空会社はとにかくバブルに踊っていた。この時期になると、毎日のようにパーティがあり、新路線が開設されちゃパーティ、新しいビジネスクラスシートができちゃパーティと、一年中なにかのパーティがあった。他にもボーリング大会とか野球大会とかもマメに開かれていた。

この時、入場時に抽選箱に名刺を入れておくと、後ほどの抽選会で豪華賞品が当たったりする。一等はだいたい、その航空会社のイチオシ路線の航空券。あれって、絶対に公正で厳選なる抽選なんて行っていないと思うんですけど。きっと政治的な何かが働いているはず。いえ、想像ですけど。もしかして、公正取引委員会立ち会いのもとで抽選しているのだったら、すみません。

私が当たったことがあるのは、
「航空会社ロゴ入り 紳士用革財布」
「航空会社ロゴ入り 革の名刺入れ」
「航空会社ロゴ入り 紳士用ベルト」
なので、全部父にあげました。父すら使っていません。

他にも航空会社ロゴ入りのTシャツも何枚かあるな。欧州系航空会社のものはセンスが良くて、普通に着てもおかしくないが、サイズがすべてXLなんですけど。大は小を兼ねない事もあるっつーの。意外とオークションに出せば、飛行機マニアが高値で買ってくれるかもしれん。イベリア航空なんて、今日本に就航してないし、倒産したスイス航空のスリッパとかも出品してみようかしら。

ここまで書いてなんだが、先週のパーティで、下位の方の商品が当たっちったわ。ちなみに、何か当たった時には我が家では、「当たった」や「当てた」ではなく、「当たっちった」という習慣。興味のある方は5月20日の日記でご確認のうえ、お宅でもお使い下さい。