マカロン製作

カロンは、私の好きなお菓子のひとつ。昨日、新聞に入っていた日本橋三越のチラシに、
三越限定・ダロワイユの、ケーキのようなマカロン
の写真が!食べたい!

そういえば、昔日本橋で働いていた頃、裏通りの真ん中にコロンと男モノの革財布が落ちていた。友達とランチからの帰りで、
「絶対にこれはドッキリカメラだから!」
と言って、軽い気持ちで拾ってみたが、誰も「ドッキリ」の看板を持って現れなかった。財布を探ると、三越社員証とカード類。お金は・・・千円札一枚か・・・。
「明日が給料日なのかもね」
と、優しい解釈をしてあげたりして。

仕方ないので会社に帰って、社員証の代表電話にかけると、年配の男性に代わり、今すぐ取りに行きます!とのこと。そのまま会社で待っていると、シェフの格好をしたおじさんが三越の有名なパン屋さんの袋を持って登場。そこに勤務していたらしく、主力商品一そろいと、ロゴ入りブレッドナイフ、ロゴ入りタオルなどを、お礼として紙袋一杯に持ってきてくれた。いいことはしてみるものね〜。
「財布の中身が千円しかなくてすみません・・・」
と訳のわからない謝罪が。

それはともかく、最近マカロンは人気。日曜日、「COOKPAD」で研究して準備万端、製作に取り掛かった。マカロンのあのサクッとした感じは、アーモンドプードルと、卵白によるもの。なので、卵白を泡立てるのが一番重要な工程らしい。

これまでの私の卵白泡立て歴から言うと、腕が棒になるくらい攪拌しないとちゃんと角が立ったような状態にならない。このときも、力一杯がちゃがちゃ回していたが、全くまとまるような気配なし。

その時、同居人Sはと言うと、テレビで「ホースウィスパラー」という映画を見ていた。キスシーンでは「キャー」と言ったりしているので、イラつく。ここで正面切って、「手伝って」というのも悔しいので、猫のみかんに向かって、
「みかんちゃん、もし誰かと同居することになったら、同居人選びは慎重にね。は〜・・・」と言ってみたのだが、猫にも同居人にも通じてない様子。

ようやく卵白が固く泡立ってきて、粉を混ぜてオーブンをセットして完了。出来上がりは、サックリ、シットリで初めてにしてはいい感じ。しかし、同居人に食べさせてみると、
「マカロンってこんな味だったかな」
という張り合いのない感想。同居人選びは慎重に行いたいもの。