中央フリーウェイまでの道のり

久しぶりに首都高に乗った。と言っても私は運転できないので、いつか運転する日を夢見てイメージトレーニング。私の住むところから中央高速に向かうには、首都高速7号・小松川線というのに乗ってから環状線を経由して、4号・新宿に抜けて高井戸から中央道へ、という書いてみればなんてことないルート。

しかし、誰が考えたのでしょう、この車線変更は。小松川線から箱崎に向かうまでに、きっと私なら途中で9号の深川線に入ってしまうと思う。で、そのまま台場線に入ってレインボーブリッジを渡って大満足。目的を見失ったまま湾岸道路で家に帰ってしまう。

あと、三宅坂だかのトンネル内で、分流があるのはいかがなものでしょう。この地下の分岐に何度も失敗して、東名に乗りたいのに新宿に行ってしまったり、中央道に乗りたいのに渋谷に行ってしまったりした事が何度もあるような。そうなったらもう首都高を降りるしかない。設計者出て来い!お金を返せ!

他に、これも新宿線だったと思うが、当たり前のように途中2車線から1車線になっているのはなぜだろう。どういうビジョンを持って設計したのか、本当に理解に苦しむ。全て行き先が違う3車線が一緒に並んでいるのを見たときは、ドッキリカメラかと思った。また、漢字でしか書いていないので、外国人が乗ったらきっと死んでしまうと思う。

このとき電光掲示板に、「汐留付近で見物渋滞」と書いてあった。これは普通、事故現場横を通る車が、現場見たさにスピードを落としてしまい、結果的に渋滞になることを指すと思うのだが。同行者Sは、「郷ひろみがハダカで踊っているのを皆が見物している可能性だってあるだろう」と譲らない。そりゃすごいゲリラライブだな。

そんなこんなで、ナビ席なのにぐったり疲れて、ようやく高井戸を通って八王子に着いた。う〜んいいねえ、右に見える競馬場、ってことは左にビール工場だな。この道はきっと滑走路、夜空に続く、と思ったらいきなり渋滞。

中央道の楽しみはダンゴ坂のパーキング。本当は談合坂というらしいのだが、私の中では古くからダンゴ坂と思い込んでいるので、ここで3色ダンゴがたんまり食べられるような気がする。しかし、ダンゴはあまりない代わりに、ソフトクリームが盛りだくさんに売られている。黒ゴマソフトに紫芋ソフト、巨峰に桃に珍しいものばかり。全部ミックスして「中央高速売れ線ミックス」として売らないかな。