枝豆の季節の終わりに

枝豆がおいしい季節、ってもう終わりかけか。枝豆って大豆になる前の状態だということを、つい最近知りました。

昨日、いつもの最高級スーパー「イトーヨーカドー」ではなく、本当の高級スーパーに行った。うーんややこしいな。そのスーパーでは主に輸入食料、厳選された野菜や果物などが売られている。

特に用事もないが、たまにおいしそうなお菓子が売っているので、買わないのに冷やかしたりする。400円のマシュマロとか、600円のナンプラーとか、きっと現地ては3分の1程度の値段で売られているんだろうなあ。悔しいぞ。

そこで「今日の見切り品」に2袋200円の茶豆の枝豆を発見した。見切られていないものの値段を見ると、1袋598円。あら〜、ずいぶんと見切られちゃったものね。

しかし実際問題2袋も賞味期限ギリギリの枝豆があっても、ちゃんと活かしきれるかどうか、自信がない。いや、茹でてしまえばこっちのものだが、毎日枝豆か・・・。メインが枝豆のディナーってのもなー。でも6分の1の値段に負けて買いましたとも。

問題は茹でたあと。大量に茹でた枝豆をざるにあけて冷ます間、猫の動向が心配だ。どの猫もそうなのかわからないが、枝豆が大好物。しかも、自分ではさやから出すことができないもんだから、人間の膝の上に座り込んで、むいてくれるのを待っている。もらえることに、何の疑いも持っていないし。

豆を出すのにもたつくと、
「早くっ」
って手で催促される。なにさ、むけないくせに。

冷ましている間、猫はちゃんと自分に、さやがむけないことを自覚して、おとなしくしていてくれるかどうか・・・。
「ん?むけるかもしれにゃい」
と思いついて、ざるに手を掛けて、豆ごと床にドンガラガッシャン・・・って、超ありえる話!

それを片付ける自分を想像するだけで、もう枝豆を茹でた気になった。