氣志團の木更津

ホラね、普通に変換しても騎士團か岸段にしかならないのに、ちゃんと漢字知ってるし。たぶん、氣志團の「ワンナイトカーニバル」が流行ったのは、一年くらい前だと思うが、最近いきつけの超高級スーパーで、あの曲のカラオケバージョンがいつ行ってもかかっているので、今私の中で旬の曲だ。ツインのストラトの澄んだ響きが、無駄に心に残る。

会社で、たまに顔を合わせるくらいの人が退社することになり、挨拶に来た。その時、彼が木更津から通っている事を知り、「マジで?あそこ通えるとこじゃないよ?」と、心の中で思ったものの、「え、駅前のそごうが素敵ですよね」なんて、昔海に行く途中で見ただけの、いかにもショボそうだったけど、そごう木更津店を引き合いに出すと、「あそこは、そごうが倒産した時真っ先に閉鎖されましたけどっ!」と、ちょっとお怒り気味な答。あらら。

そこで、知っている限りの木更津ネタ「木更津キャッツアイ」や「氣志團」の話を振ったら、「今、木更津が熱い!」という結論になって、満足して帰られました。「男女七人秋物語」では、さんまがフェリーで川崎まで通ってましたよね?、という話題には目をパチクリ。ちぇっ、見かけはオッサンなのに、意外と若くてこの話について来られなかったと見える。

そうなのよ、男女七人夏物語の続編は、確かさんまが木更津にある家から川崎のオフィスに通勤するという設定だったはず。さんまは、旅行会社に勤めているくせにあまり残業はないし、木更津に引っ越す前は都心のおしゃれなマンションに住んでいるし、もう今考えれば全然リアリティがない設定。

私が脚本家だったら、さんまが国内添乗に行った時の土産店のコミッションでマンションの家賃を払い、残業をして帰るときに出会った出勤途中のバーのママと恋に落ちる、という筋書きしか思いつかないけど。

今は時代も変わったので、きっと東京湾横断道路で通ったりできるんだろう。海ほたるのレストランのウェイトレスと恋に落ちたり。ただ、通行料が高いので、やはりそこは国内添乗に行った時の土産店のコミッションで払う、という設定は崩せない。