マカロン探しの灼熱の旅

さすがにお盆は、電車がすいているな〜。でも思ったより、すいてないな。それどころか、東京駅は、いつも以上にすごい人。休みをすでに取ってしまった身にとっては腹が立つ。

いつもはバラで売ってくれる、池の上の「ピエール」という洋菓子店の、マカロンに似た「ビアリッツ」というお菓子が、東京みやげとして売れるからか、木曜日は売り切れ。金曜日に行ったら、「今日はバラでは売りませんのよ。6個セットからですの。」との、大上段な態度。常連に向かってその態度は、なによー!毎月バラで2個くらいしか買わないけど。

もうそうなると、ぜひともマカロンが食べたい。あ〜マカロンロンロンマカロンローン。一番コストパフォーマンスが良くておいしいのは、「アンリ・シャルパンティエ」のもので、10個600円なんだけど、近くても銀座。めんどくさい。この暑いのに。他に候補は、「PAUL」という、パン屋さんのマカロン。でも6個で700円なんだよなー。6個もいらないんですけど。

ちょうど待ち合わせがあったので、時間まで仕方なく銀座へ。とは言っても、有楽町までしか定期がないので、有楽町から銀座4丁目まで歩く。暑い。遠い。そんでまた、なんでこんなに人が多いのー!

ようやく松屋にたどり着く。涼しい。しばらく歩き回っていたら、どうしたわけかグッチの売り場へ。ひえ〜、でっ、出られないわ〜!もみくちゃにされて、ようやく店外に出たけど、まるで店に「ぺっ」と吐き出されたみたいな出され方。

地下のアンリ・シャルパンティエには、人が群がっているが、ショーウィンドウにもマカロンはなし。ところで、私の母に、「アンリ・シャルパンティエ」の話をしたら、「あ〜、知ってるわ!雅子様が持ってたバッグねー!」と得意げに言っていた。それは「エルベ・シャプリエ」だけど。

同じ売り場に「シェ・コパン」があり、そこのマカロンはバラで120円くらいなのだが、せっかくここまで来たのに、なぜバラで割高なものを買わねばならぬ。そこから京橋方面に行った、メルサの裏あたりに、アンリ・シャルパンティエティールームがあり、そこはいつもすいていて、売り切れも少ない。

また暑い中を歩く。キーッ、人が多いのよー!

結局そこで、マカロンは、夏の間販売中止になっており、10月に再開するとの情報を得た。そのまま、京橋から東京駅へ歩いて戻る。東京から銀座を一周したのに、何の収穫もなしかよっ。