エルメスもどきの100円ネクタイは痛々しい

私は、人のネクタイをあまり見ない。よく、苦手な人の顔を見られないときは、ネクタイの結び目を見るといい、と言われるが、それすらも見ていないんだな。

最近、100円ショップでもネクタイが売られており、飛びぬけておしゃれでもないが、そう変でもない柄もある。普通のスーパーで1000円で売られている程度の品質か。びっくりするほど変な柄もあるけど。特に赤の使い方は致命的。

エグゼクティブに人気なのは、ミラ・ショーンのこういうネクタイ(ページ中ほどですわ)らしい。このネクタイ、形に沿って縁取りしてあり、縫製がよくなければずれてしまうだけに、品質はよいのだと思う。

一度、このネクタイの事を表現しようとして、「最近の部長がよくしているネクタイで、額縁のように枠が入ってて・・・」と説明したら、「ええっ!!」と、友人がえらい驚きよう。

何かを誤解してるなーと思ったので、よく聞いてみると、「額縁」という言葉で何を連想したか、「ネクタイ柄が書いてあるシャツを着ている」と思い込んでいたそうです。3−Dアートか。

また、最近の人は、ネクタイピンはしていないよう。私が今在籍している会社には、最近の人がいないので、ネクタイピンは健在です。この会社、カラーシャツや格子柄のシャツのトレンドも見過ごしていた。

ちょっと前まで、テレビドラマでも、紳士服のショーウィンドウでも、白いシャツってなかなか見かけなかったので、結構探すのに苦労していたと思うのですが。それか、この会社お抱えのシャツ職人がいて、半期でまとめて白シャツオンリーの注文を取っているか。

あと健在なのは、シングルの2ボタンスーツか。ダブルの緑のスーツもよく見るな。紺のブレザー(もちろん金ボタンよ)に、グレーのパンツとか。