結局「銀河高原ビール・ホワイト」ってヤツを購入

ベルギーで飲んだ小麦ビールが忘れられずに、輸入食品店を見てまわるが見つからん。怪しく思われるほどお酒売り場にいたら、高校時代のことを思い出した。

高校の頃、お酒に興味を覚え、実家のサイドボードの中にあった、当時としては高級なウィスキー、オールド・パーの封が切られているのを見て、こっそり夜中に飲んでみた。・・・まずい・・・。そして、色は透明。透明?なぜかそのとき突然ウォッカが思い浮かび、「なるほど、外国の高いお酒は違う」と、我慢して飲み通したものよ。これがおいしく感じるなんで、さすが大人は違う、なんて思いながら。

他には、当時流行しかけていた「ピンクのビール」とかいうものを自販機でこっそり購入した。・・・まずい。

ワインと言えば、「赤玉パンチ」。・・・まずい。

赤玉パンチは、赤玉スイートワインというワインを使ったカクテル。この製造元のシャトー「牛久シャトー」に行ったことがある。牛久という地名に、シャトーというフランス語を組み合わせるとは天才か。このシャトーのオーナーは、「合同酒精」という会社で、他にも「ハチブドー酒」「電気ブラン」などの、インパクトの強い名前の商品を出している老舗の酒造メーカー。

電気ブラン」は浅草の食堂で頼むと、小さなグラスに入って出てくるのだが、そこの常連のおじさん達は、まとめて20ぐらいグラスを頼んで、次から次へと飲み干していた。こういうの、外国人観光客にも試してもらいたい。

数年後、「中身がなくなったので、とりあえず日本酒を詰めておいた」と、いう母の告白により、私がオールド・パーだと思っていたお酒は、「黄桜」だったことが判明。マジで!?まさか、「カッパッパー、ルンパッパー」のパーつながりじゃないでしょうね。ん?うまいこと考えたな。