不吉な予感

旅行に出る前、会社近くのスターバックスで、新商品「シェイクンレモン・パッションティー」が抽選で当たる!というものをやっていた。軽い気持ちで名刺を入れたら、あ、当たっちゃったよ・・・。こういう風に旅行前に何か当たったりするのって、とても不吉な気がする。「もうこの子の寿命も尽きる寸前だから、今のうちにいい目に見させてあげよう。」という、運命の特別な計らいのような気がしてならない。

初めて大韓航空でヨーロッパに行く直前に、コンサートのチケットが当たったときは、本気で遺書を書いたもの。ちなみにその遺書、見つからないように自宅の下着入れの中に入れておいたはずなのに、最近なぜか母親が持っている事が判明。取り返さねば。

今回当たったのは、それだけじゃなかった。スターバックスが夏の間発行している、さらにくじ引きでショートサイズのドリンクが無料になる、というスタンプをちまちま集めていた。で、ある程度たまったので、成田空港のスタバでくじを引くと、・・・当たった。当たっちったわ。当たるつもりじゃなかったのに。しかも、こういう場合は、その時スタバで最も高いものを頼もうと思ってたのに、あまりのことに動揺して、一番安い「今日のコーヒー」なんて頼んでしまった。

旅行前に集めた情報によると、今年はあまりヨーロッパの気候が良くないらしい。到着後様子を見て、もし晴れたらスイスでハイキング、という予定をたてていたのだが、あ〜あ、どうやら私、ここで運を使っちゃったみたい・・・申し訳ないねえ、今度の旅行もまた二年前みたいに、夏なのに雪が降るような気候になる気がするよ・・・と、同行者Sに心の中で謝ってみたりして。

しかし良く考えると、ちょっと前に実家近くのスタバに寄った時も、軽い気持ちで名刺を入れたらコーヒーセットが当たったことがある。母が毎日その前を通るたびに、私の名前が書かれているのを見て赤面したそうだ。スタバ運が強いのだろうか?できればサマージャンボ運や、町内福引運が強くなってほしいのよー!