貧乏ってつらい

今回、あまりにも安いチケットなので、まず事前座席指定が禁止。座席指定をしているのを見つけたら、一瞬後にはキャンセルされていると思え、というルフトハンザからの忠告、というか脅し。そしてさらに、マイレージ番号の登録も禁止。もしマイレージ番号を登録しているのを見つけたら、のちのち普通運賃(60万円近く)を請求されると思え、とも言われたな。どちらも予約の段階で、そもそも入力できないようにすればいいものを、どうやらそれをする気はないらしい。たぶん、できないらしい。

今回は、JALATB発券機の費用回収が終わるまでは、普及させたくないと密かに思っていると推測される、Eチケットを利用。予約確認書を持って、ルフトのカウンターへ。カウンターに座っているのは、キャッ、訓練生・・・。まあ仕方がない、自分も新人だった事があるもんな、と寛大な気持ちでチェックインしてみたが、この人がもう、いちいち後ろの先輩に聞きっぱなし。訓練生とは言えども、何十時間か、どっかで研修を受けた後じゃないのかい。それか採用後、いきなりOJTなのか。中小の旅行会社じゃあるまいし。

普通のチェックインのざっと2倍の時間をかけて、ようやくチェックイン終了。座席指定は、座席配列が、2−4−2なので、もちろんこういう場合、2人客ならは窓側から2列を取ってあげるものよ。訓練生の彼も「窓側から2席ご用意しました」って言ってたもんね。と、思ったら、4席部分の通路から2席。

まあ、それはいいとしよう。ところが、ミュンヘンからの乗り継ぎ便は、右3列左3列の便なのに、私は左端の窓側、同行者は右端の窓側。出張で、嫌な上司と乗るハメになった時にこそ、何も言わずにこういう指定をしてもらいたいんですけど。

ちゃんとチェックしなかった自分も悪いが、もし新婚旅行なら訴えてやる!たぶん、これは訓練生の彼が、2人一緒に指定せずに、ばらばらで「NSSW」と指定したに違いない。って、コラ〜!そんなの初歩の初歩じゃん!

JALで事前座席指定をするときには、NSSW−Sというコマンドがあり、これを使うと、2人離れた席で予約できるのだが、まさか、「思いっきり安いチケットの利用者には、このコマンドを使ってもよくてよ。いやむしろ、お使いなさい。」と、後ろにいた先輩にそそのかされたか。