七夕に寄せた気持ち

今日は七夕。久しぶりに晴れた七夕のような気がする。会社近くのデパートでは、OLさんが書いた短冊などが飾られて雰囲気を盛り上げている。「早く仕事が覚えられますように」とか、「売り上げが達成できますように」とか、頑張っているなあ。そこに私が「給料が一円でも上がりますように」なんて、鼻息が聞こえそうな、100%本気の願い事を書いてみたり。家の近くの超高級スーパー「イトーヨーカドー」にもこの短冊があるが、書いているのは高校生以下の子供達が多い。「泳げるようになりたい」「みんなとずっと友達」などの中に、「加藤に彼女ができますように(ムリっぽい)」と書かれている短冊を見た。書いてるキミはどうなのか。

今年の梅雨はどこへ行ってしまったのか。例年は7月に入った頃から毎日のように雨が降り続け、何回か、ひどい土砂降りになるはずなのに。私が静岡で水害にあった時も、「七夕豪雨」と呼ばれていたし。

しかし、雨が降らないのも農作物に影響が出そうで心配。そうだ、いい事思いついた。私の旅行中に連日雨が降り続くっていうのはどうでしょう。

昔、富士山近くの温泉に泊まりに行った。泊まった日は祝日だが、翌日は平日だったので、宿泊料金も割安だった。翌朝、起きてからのんびりお湯につかったりして、会社が始まる9時頃に部屋に戻ってテレビをつけてみると、サリン事件が起きていた。いつもなら「イヤ皆さん、会社だね、ごくろーさん」とか思いながらのんびり過ごすのに、その時ばかりは、「こんなとこで休んでいていいのだろうか」と不安になったりしたもの。会社の同僚の安否が心配で、結局会社に電話したりして、全然お休みの優越感が味わえなかったわ〜。

なので、雨が降るにしてもほどほどに降って欲しい。そういえば雨でもうひとつ思い出した。

成田でスイス航空に搭乗した時、どうやら最後の乗客で、機内に入った途端、後ろで客室乗務員がドアを閉めていた。そんなに搭乗に遅れたわけではなかったのに、飛行機が離陸しようとした直前、いきなりものすごい土砂降りになった。スイス航空の前のアシアナ航空までは何ともなく飛び立って行ったのに、雨で視界が悪くなったために離陸許可が下りず、小降りになるまで滑走路で30分近く待機することに。ヒ〜。きっと、他の乗客の皆さんは、「オメーらがとっとと乗らねえから、こんな事になったんじゃねえのかい」と思っていたはず。辛かったわ。